全ての魂は最後には海にたどり着く。娘のように、恋人のように、母のように…その有り様を変えながら魂に寄り添うアオイ。彼女の長い長い生を垣間見ることのできる…そんな、お話です。
はじめまして。 お猫様の持つ、魔性のぷにぷにに魅了されてしまった、猫野 肉球です。 『小説家になろう』様でも投稿させていただいております。 誤字脱字、小…
魂を見送るという『別れ』を前提にした切ない役目。我々の人生も出会いがあれば別れがある。多くの者を見送っても、大切な誰かを失うのは心が引き裂かれるほど辛い。彼女は自らを人ではないと言うが、果たし…続きを読む
ファンタジー世界や、幾多の命を見送るハーフエルフ。私からはとても遠い存在なはずのに、この作品では、アオイの心の揺らぎや切なさを一緒に体験する事が出来ました。短編とは思えない、ゆったりとした美しい…続きを読む
アオイは存在や役割が人とまるで違う。この世に生まれ、終わり、そしてまた生まれていく人々。そして置いていかれていくアオイ……人ならざる彼女の行動や心情になんとも言えない気持ちになりました。…続きを読む
波打ち際に一人の女性が佇んでいる。腰までの蒼い髪をなびかせるその人は、魂の送り人だ。行間を読む物語だと思いました。前半は抽象的で寄せては返す波のように捉えどころが難しく曖昧です。雰囲気はと…続きを読む
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