(旧)ホラー小説の主人公 

主人公は女の子にしました。10歳くらい。内容はホラーです。ぬる過ぎて落とされるよりは過激すぎてハネられるほうがましだと思い、・・まあ、そんな、わーっと10万字わーになりました。


他の人のブログを見ていて、色々キャラクターの属性、特技、性格、言葉遣い、ルックス、・・・等々、十数項目以上考えて作ってるんだという人がいました。曰く、最終選考に残った事はあるが受賞歴はないので踏まえて参考にせよという事でしたが。

また曰く、性格はお約束のものにしたほうが評価が上がったとか。


うーん、そんなの全然考えないで書き始めましたね。同人ばっかりやってるからでしょう・・・売れる売れないはジャンルと、漫画だったら絵という経験ゆえ。

(※個人的には邪道とは思いますが、小説でも結局「表紙絵」で売っている場合もあるかもしれませんね。。中身よりも見た目で手に取って買う人は実際にいるように思います。私の美学には反しますが。)


ただ最終的に、今作品の主人公がどういうキャラなのかともし言われれば、それら項目は全部説明できる気もします。なので、結果的にはキャラとして出来上がってるように思うので、まあいいのかなあ。


個人的には色々な描写において扱いやすいキャラでした。

書いていて、このキャラは動かしやすいが、別のこのキャラは融通利かなくて動かしにくいとか、そういうのある気がします。

その意味で、その女の子を主人公にして書いた事で、比較的スムーズに書けたと思います。

評価されるかは知りません。審査員に鼻であしらわれてハナクソみたいにティッシュにまとめられて捨てられる可能性じゅうぶんで、まあ、話の内容から言ってお似合いと言ったら可哀想ですが・・・・


個人的には、一からキャラを創造するというよりは、○○に住んでいる××さんの人生や体験や内面を追っていくみたいな創作をやりがちです。まあ、創作を楽しんでほしいなどとは某投稿サイトが言っていたりもしますけど、楽しむのであればむしろおすすめできます。


ホラー小説の主人公って、どっちかというと性格にあまり特徴がないという印象が個人的にはあるんですが・・・例えば男性主人公で、職業とかの最低限の情報を除くと、どんな性格か述べよと言われても「よく分からない、普通の人」・・という感じのものが有名どころであったり。強いて言えば、特別に強い特徴はないんだけど、全編通して割と冷静で論理的に物事を考えて、驚いたり怖がったりというところは普通にあって・・・みたいな。あとは、正義の味方というほどではないんだけど、基本的には割と誠実で優しくて悪い事はしない性格というか。

でもホラー映画とかでも、真の主人公は怪物や殺人鬼のほうだったりもするかも。

うーん、ちょっとそういう要素も今回の作品にもあるのかな・・。


書いていて、「怖い」ってどういう事なんだろうなあ・・とは、少しは考えていました。悲しいっていうのはまた別の感情だし、ひたすら胸くそ悪いっていうのも別でしょうし・・・。ゾンビ系とかの見た目が「気持ち悪い」とかや、手術シーンみたいにエグすぎてやめてほしいとか、そこらはどうなのか。心霊写真みたいに「不気味である」というのは、怖い事に比較的近いもののように思います・・。

結局のところ怖い話として上手くできたかは分かりません。

ただ、1つの怪談話としては完結できたかなあ・・・。私がその描写を、ちゃんとした文章で書けているだろうか。


でも何がどう評価されるのか、正直さっぱり分からないんで。本当に「怖い」っていう要素が重視されるのか、まあその要素を含んだうえで通常の小説の体を成しているかが見られるのか、両方なのか、全然分からないです。

要項には、怖いものであればジャンルを問わず自由とか、ある意味迷わせるような事が書いてあります。これは、もっと絞った方が、作品数も最初から絞られるし書き手もむしろ作りやすいのではないかと思いますが・・・。

前述の某ブログ書いてた人がお約束通りにしたらむしろ評価上がったと体験談書いているように、「自由」と言いながら結局評価されるものは決められてるという事は、ありがちだと思います。結局、逸脱したものは結局ハネられるかマイナス評価にされるという事はあり得ます。


本当に短編の怪談とかだったら、基本的には人間の細かい性格は書いてないのが普通かなあ。細かい心理描写自体はあったとしても。


同じホラーでも、全体を通して怖い部分を含む場合と、比較的淡々と進んで最後だけ無茶苦茶怖いとか、色々あるように思います。どっちかというと全体的なのかなあ・・。

最後に至るまでの展開が淡々と進む場合、そこを飽きさせないように一定の緊迫感保って描写するのってもしかして結構難易度高いのかもしれませんね。小説だと音とか映像を直接使えないっていうのもありますし。


主人公に対して怪物のほうのキャラはどうかというと、これはどちらかというと「お約束」に入れていいのかもしれません。強いて言うと怪物が怪物になった経緯を詳しく書いたくらいで。予想もつかないようなひねりを入れたかというと、入れてないです。あまり深く考えなかったです。

そういうところが評価の対象になるのかもよく分からないですし、そこまで読まれずに火葬されてしまうかもしれない。

個人的には、一般の有名な賞と違って現段階で高々100~くらいしか応募作品はないようなので、1つ1つ審査員からの評価は簡易的なものでよいから本来はされるべきだと思います。


優秀作品以外は普段のユーザーからの評価でじゅうぶんなどと言うならコンテストをやる意味もないと思います。100作品でも審査する量が多いと言うなら、自由にさせないでもっとジャンルを絞ればいいと思います。編集部としては書籍化したいものの方針を最初からある程度決めてしまって、そのお題のもとで書かせれば数自体は最初から絞れると思います。

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