地球温暖化対策に協力しなくちゃ、と思ってしまう。

本作品の題材は、気温上昇ではなく、風なんですが、現代の私達は作品中の「100年前の人類」なんだろうなぁと居心地の悪い思いをします。
目先はコロナだけど、温暖化は解決してない。偶々、今年は平年通りに夏が終わり、コロナ第二波に大騒ぎしていたから、気にもしませんでした。

大人って馬鹿だよね。

そう、登場する子供達の批判に何ら反論できない私です。
トヨタ社長が「オール電気自動車になったら電気が足りないぞ」と警告していたが、「原発は嫌だな」と思う自分がいて、「だったら風力発電か」と逃げ口上を見付けた先に本作品が待ち構えているわけです。

往々にして地球の未来を描いたSFはニヒルですが、本作品も同様に深い内容です。

星の数は、短編にはMax2つが信条、だからです。