#03 雪華父との意外な関係

さて、俺は今、雪華の父親の前での前で正座をしている。


そして長い沈黙の末、雪華の父親ー白下孝之介しらさか こうのすけーが口を開く


「なぜ君がここにいるのかね?」


何故こんな質問をされたのか。まったく意味が分からん。


「どういう意味ですか?」俺は聞いた。


「あいつから聞いてないのか」


そこから今に至るまでの事情を説明してくれた


まず、

うちの父さんと孝之介さんは兄弟だったがあることがきっかけで口を聞かない状態

                   ↓

            同時期に両親が脱線事故で事故死。

                   ↓

            親がいなくなったので絶縁した。

                   ↓

             孝之介さんが白下家に婿入り

                             ということがあった


そして、そうなると雪華との関係だが、従兄弟に当たるかと思いきや、孝之介さんと幸之助さんの妻である雪乃ゆきのさんは子供ができない体質なので児童養護施設にいた雪華と養子縁組をした。よって、雪華と俺は血は繋がっていない。



よかったー


……そして話を戻す……


「ゆ、雪華さんとはお付き合いをしています。」


「いや、それはない。」と雪華父。


そして、次に言った言葉で部屋の中が凍りつく。


「だって、いっつも雪華が家を出てった後学校に着くまで使用人一人尾行させてるから。帰りだって尾行させてるからそれは無理なんだよ。」


Oh................

そして、雪華を見ると、わなわなわなわなと青筋出して怒り始めていた。そして、絶対零度の目で「お父さん。何それ初めて聞いたんですけど。そんなことしてたの。お父さんサイテー。」


「あ、ちょっと待ってくれ。雪華、これには訳が」


「言い訳なんて聞きたくない。もう3日間お父さんと口きかない」


短いな........... 雪華もファザコンなのか..............


そして雪華はどっかに行ってしまう。

あーあ。おじさんかわいそう。


しかし、次の瞬間、驚くべきことを言われる。


「君に頼みがある。雪華と同棲してくれないか。」と

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