英雄を討て〜全てを奪われた元勇者、魔王の娘との共闘。世界を敵に回しても、復讐を目指す〜

川口さん

第1話

 イリニ・エーナスは勇者パーティーの仲間四人を連れ立って、とある旧友のいる国を訪ねた。いや、"統べる"と言った方が適切か。


 その旧友とは、かつて同じパーティーの仲間であった。イリニとは故郷が一緒だったから、もう十年以上の付き合いになる。

 しかし、ある事がきっかけで手を分ち、それから一度も会っていない。

 それが、最近になって急に向こうから招待状が送られてきたのだ。


 『是非、会いたい』と。


 当然、パーティーの皆はそれに賛成した。

 もちろんそこには、魔王を討伐した英雄からの誘いを、無下に断る事ができないという理由があった。


 そう。

 独立した後、彼は新たなパーティーを立ち上げ、ついに人類の宿敵である魔王を討ったのだ。各国から集った数百の騎士と共に魔王に挑み、彼のパーティーだけが凱旋がいせんを果たした。魔王の首を抱えて。


 世界に平和が訪れた。


 魔王討伐という壮大なストーリー。その主人公は誰かと問われれば、間違いなくネクラの名があがるだろう。その中で、イリニは幾万いる脇役の内の、ちっぽけな一人に過ぎない。

 少しの妬みもなかったと言えば嘘になる。イリニも魔王を討伐して帰還する未来を何度も夢想した。

 だが、そんな卑しい感情よりも、自分の旧友がとんでもない偉業を成し遂げた事に誇らしい感情があった。


 その後、ネクラは世界から多大な称賛を受けた。各国の王が広大な領地を与え、そこを新たな王国とし、彼に王となる権利を与えたほどだ。

 彼はその地を、自分の名前を基に、"ネクラ国"と名付けた。偉人になった彼からの手紙が来たのは、それから三ヶ月後のことである。

 

 しかし、そういう体裁とかを抜きにして、皆彼に心から会いたがっていた。そして、あの日の事をしっかりと謝りたかった。


 ネクラ国。

 そこはただ広大な土地があるだけで、人民は百に満たない。目印となる巨大な城も、国を守る壁すら建設されていなかった。

 あるのは、旧友であるネクラに充てがわれた大きな豪邸と、周りに家がポツポツと建っているくらい。国ではなく、村と称した方が良いのではないか。


(ネクラ、もうすぐ会えるんだな)


 イリニはネクラの住む邸宅を前にして、不安と期待が入り混じった、妙な心持ちになっていた。

 物静かで、引っ込み思案なネクラの顔がありありと頭に浮かんだ。一躍魔王討伐の立役者となった彼は、どんなふうになっているのだろう。

 

 だが、それから数時間後。

 イリニたちは、この誘いが単なる仲直りのために設けられた機会ではなかったのだと、痛感する事になる。


「アン! しっかりしてくれ!」


 イリニは傍らで横たわるアンの身体を揺さぶる。ネクラと同じく、同郷の幼馴染だ。しかし、何の反応もない。

 彼は恐る恐る、彼女の首に手を伸ばした。


(良かった、脈はある…… !)


 見たところ目立った外傷はなく、呼吸もしているため、気絶しているだけだろう。


「ネクラ、てめぇぇぇ!」


 仲間の一人。体躯の良いエリックが、巨大な剣を振りかざして突進する。


 だだっ広い部屋の最奥の、短い階段を登った先。そこにある荘厳な椅子に座したネクラは、それを鬱陶しそうに眺めていた。周りを飛ぶ羽虫を見る目だ。

 

「エリック。相変わらず煩いやつだな、君は。少し静かにしてくれ」

「調子に乗ってんじゃねえぞ! ネクラ!」

「そうか。自力で静かにできないなら、僕が手伝ってあげるよ」


 ネクラはゆっくりと手のひらをエリックへ伸ばす。その目は緑色の光を放った。


 飛びかかろうとしていた彼の動きがぴたりと止まる。そして、何の前触れもなく腹に大きな風穴が空き、赤い飛沫しぶきが上がった。

 彼の身体は当初の勢いのまま前方へ倒れ、惰性で地面を何回転かした後に止まった。


「嘘だ…… エリック!」


 イリニは這うようにして、白い床の上にできた真っ赤な血の軌跡を辿っていく。脚に怪我を負い、まともに歩けないのだ。

 

 血溜まりの中央で寝そべるエリックは、ピクリとも動かない。

 顔を覗き込んでみる。半開きになった口、どこか遠くを見るようなうつろな目。彼が息絶えているのは明らかだった。

 雷に打たれたようなショックが、全身を駆け巡る。

 

「そんな…… エリック、目を覚ましてくれ! エリック! エリック!」

「あれ、エリック死んじゃったの? おかしいな。ちょっと気絶させようと思ってただけなのに」


 ネクラは自分の手を顔の前でくるくるさせ、長く縮れた黒髪から覗く双眸そうぼうで、不思議そうにそれを見つめる。そして、そのとぼけた顔を崩さず、「また僕何かやっちゃった?」と平然と呟くのだ。そこに、人を殺したという罪悪の念は全く感じられない。

 

 イリニは怒りを通り越して、ある種の恐怖を認めていた。

 今目の前にいるのは、自分の知っている気弱なネクラではない。何か禍々まがまがしい邪悪なものが、彼の皮を被り、内から操っているのだ。そんな気さえした。


「あーあ、床が汚れちゃったじゃないか。死んでもなお、下劣極まりない奴だな」

「どうしてなんだ、ネクラ…… ! どうしてエリックを殺した! 同じパーティーの仲間だったじゃないか!」

「仲間?」


 こちらを見るネクラの目が急に鋭くなった。その病的に青白い顔が、みるみる紅潮していく。


「よくそんな事言えるね? これは罰だ。君が僕をパーティーから追放させて、挙句あげく僕を殺そうとした事に対する」

「何言ってるんだ! 俺は殺そうとなんてしてない! それに、あれは追放なんかじゃない! お前が勝手に勘違いをーー」

「黙れ! この虫けらが!」


 あまりの剣幕にイリニは気圧される。ここまで激昂したネクラを、ついぞ見た事がなかった。


「何かムカつくなぁ。よし、もう一人殺しちゃおう」


 ネクラの指がイリニの後方を指した。

 釣られてそちらを向いてみると、地面に伏し、顔をどうにか持ち上げている男の姿が。仲間のブレットだ。

 かけていた眼鏡のレンズは割れ、呼吸は荒い。彼はネクラの宣告を受けてもなお、その場で動けずにいた。既に満身創痍なのは明白。


「ごめんね、ブレット。君も死刑だ」 

「やめろ!」


 イリニが叫ぶ。

 いつのまにか、ネクラの顔に浮かんでいた笑み。白い歯をむき出しにした、動物的で邪悪なものだ。


「うるさいなぁ。これは君のせいなんだよ? 僕を怒らせたのがいけないんだ。エリックだって、君がちゃんと止めていれば死にはしなかった。僕は誰も殺す気なんてなかったのに。ぜ〜んぶ君のせい」

「くっ…… ! ネクラ、お前は…… !」


 これほど相手に強い憎悪を感じたのは初めてだった。脚の痛みは一時的に吹き飛び、気づけば強く拳を握りしめていた。


「どうするの? 僕を殺さないと、ブレットを助けられないよ? まあ、君には無理か。魔王を殺した英雄を殺すなんて。脇役が僕に敵うわけない」

「ふざけるな……」


 たぎる憤怒を具現化させたような、紅の炎がイリニの両手から噴き出してきた。

 彼は膝立ちのまま、左手をまっすぐ伸ばして空を強く握った。すると、その部分を起点に、上下に炎が伸びていく。それは長弓の形を成した。彼の右手には、螺旋らせんを描きながら、轟々と揺らめく赤き矢が。

 彼はそれを弓につがえた。


「お前だけは許さない…… ! 焔箭一条えんせんいちじょう!」


 猛炎の矢はネクラ目掛けて一直線に飛んでいく。あまりの速さに、尾を引いた炎の煌めきがいつまでもそこに残り、前方に伸びていくように錯覚された。

 圧倒的なスピードと、厚い岩壁をも貫く破壊力。おそらく彼は助からない。いくら仲間を殺されたとは言え、旧友を手にかけるのは心が痛んだ。

 しかし。


「なっ……」

「ふーん。前よりだいぶ腕を上げたみたいだね。でも、こんなもんか。少しは期待してたんだけど」


 あり得なかった。あれだけの威力の攻撃を、一瞬で霧散させるなんて。

 イリニの放った矢は、ネクラに届く事なく消え去ってしまったのだ。当の本人は、椅子から動いた形跡もなく、ただ退屈そうにため息を吐くばかり。


「あの男、やっぱりホラを吹いてたんだ。何が"俺を超える男"だ。まあ、所詮は。少しでも期待した僕が馬鹿だった」

「な、何の話だ……」

「何って…… ああ、君はそんな事も知らされていないのか」


 要領を得ない事を言い、一人冷ややかに笑うネクラ。そんな彼の手がするりと動き、ブレット方を向く。


「さて、君は僕を殺せなかったわけだし…… さようなら、ブレット」

「まだ終わってないぞ! 煌焔刃こうえんじん紅波こうは!」


 イリニは先ほどの要領で炎の剣を生成すると、それを地面に振り下ろした。

 途端に、そこから炎が、車輪のように回転しながらネクラへと向かっていく。数は二十以上。その様はまるで猛然と進む荒波のようだ。これだけ広範囲の攻撃であれば、しのぐ事は難しい。


「これなら!」

「もういい。がっかりだよ、イリニ」


 ネクラが呟くと、炎の波が消えた。


「い、一体何が……」


 理解が追いつかない。ネクラは何をしたのか。この目で見ていたはずなのに、わからなかった。

 直後、呆然とするイリニをふいに強烈な痛みが襲う。


「ぐあっ!」


 イリニはたまらずその場に倒れる。

 また、訳の分からない攻撃。唯一わかるのは、全身の至る所にかなりの深傷を負った事だけだ。

 

「お前…… なんなんだ、その力は……」

「無様だね。こんなのが、僕がかつて属していたパーティーのリーダーか。弱いにもほどがある。本当なら殺してやりたいけど…… まだだめだ。君にはまだ価値がある」

「いい加減にしろネクラ! あんた、自分が何やってるかわかってんの!?」


 すぐ後ろの方で、震えを含んだ声で懸命に叫ぶのはフリージアだ。見ると、目からは涙がボロボロ溢れている。


「フリージアも昔と全然変わらないね。煩くてしょうがない。折角の美人が台無しだよ? もっとおしとやかにならないと」

「この、言わせておけば!」


 フリージアは勢いよく立ち上がる。

 しかし、脚にできた致命的な傷のせいで、まともに走ることもできていない。


「はあ、君まで僕に歯向かうのか。君は救ってあげようと思ったのに」

「よくもエリックを! 絶対に、絶対に許さない!」

「わかったよ。君も彼と同じ所に送ってあげる」


 また、ネクラの腕が持ち上がる。

 フリージアは足を引きずりながら、確実に死に近づいていた。先ほどのエリック同様、身体に風穴が空く光景を、イリニは幻視する。


「ネクラぁぁぁぁ!」

「だめだ、フリージア。やめてくれ……」


 止めなければ。

 しかし、身体は意に反してびくともしない。

 出せる力は全て出し切った。それでもネクラに傷一つつけられなかったのだ。彼には勝てない。絶望感、それと彼に対する強い畏怖の念がイリニの身体を縛り付けていた。


 だが、指を加えて見ているだけなんてだめだ。このままでは、また一人仲間が死んでしまう。


「待て!」


 最後の力を振り絞り、イリニは叫んだ。

 それは皆の動きを一時的に止める効果があった。


「もうやめてくれ…… これ以上みんなを傷つけないでくれ…… お前の言う通りにするから」


 イリニは額を床に押し付けた。


「お願いします…… もうやめてください……」


 もう一度、切々と懇願こんがんする。

 しばらく沈黙が訪れた。


「わかってくれて良かったよ、イリニ。スキュラ、この大罪人を牢屋まで運んで」


 今までネクラの横に控えていた女が、静かに階段を降りこちらに歩み寄ってきた。

 黒い髪の、真っ黒な目をした、表情のない女だ。片手に握られているのは、頭部のないぬいぐるみ。ボロボロ過ぎて、何を模しているかはわからない。

 よく見ると、僅かだが口が頻りに動いている。


「ちのみご」そう言っているように見えた。


 ふと、黒い目がこちらを向いた。よどんだ、思考の読めない目だ。

 見えない何かがイリニの手足を強く握ったかと思うと、身体が容易く宙に浮く。身体中の傷が一斉に痛みを訴え始めた。


「あぁっ!」

「イリニ! あんた、イリニに何をした! イリニを離せ!」


 フリージアが慌ててこちらに駆け寄ろうとする。

 女の視線が向いた。その黒い目の奥には、刃物のような冷たく鋭い光が覗いている。


「だめだフリージア! 今は大人しくしてるんだ。 大丈夫。きっと誤解は解ける…… だから、お前はそれまで待っていてくれ」


 イリニはじっとフリージアの目を見つめる。


「イリニ……」

「大丈夫、すぐ戻るから」

 

 イリニは辛うじて弱々しい笑みを作った。

 だが、周りの惨状を見ると、一気にそんな余裕もなくなる。五人いた彼の仲間は、皆ことごとくボロボロだ。そして、その内の一人はもうこの世にはいない。二年の間、苦楽を共にしてきた大切な仲間だった。


 視線を転じる。

 ちょうどネクラと目があった。元来細かった瞳はさらに細められ、まるで達成感に浸っているようだ。

 意味がわからなかった。なぜ、旧友を殺してそんな顔ができるのか。

 

 運ばれていく最中、彼はネクラの憎々しい顔をその目に焼き付けていた。


(俺は絶対お前を許さない…… ! この手で、必ずお前を…… !)


 イリニは心の中で強く叫んだ。

 出血し過ぎたせいか、意識が朦朧もうろうとしてくる。徐々に視界端から黒が侵食していき、そして、ついに何も見えなくなった。


 重い目蓋まぶたを持ち上げる。


「夢か……」


 イリニは大きく伸びをすると、薄暗い二メートル四方ほどの部屋を見渡した。もう何度も見た景色だ。


 三辺は荒削りの岩の壁で囲まれ、真正面にえられた鉄格子からは、狭い通路を挟んでやっぱり岩の壁が広がる。ここには、隅の方に簡易的な便所があるだけで、それ以外は何もない。

 遠くの方で、ランタンの灯りがほのかに照っているから、今は朝か昼だろう。夜は皆活動を停止しているのだ。耳を澄ますと、いくつかの地面を踏み鳴らす音がする。


「誰かー。誰かいませんかー?」


 イリニは通路の方に向かって叫んだ。掠れた、通りの良くない声である。最後に水を口にしたのは、二日前くらいか。

 少しして、足音の一つが近づいてきた。現れたのは両手に木桶を抱えた看守。黒い口髭を生やした、中年の男だ。


「お勤めご苦労様です。あの、俺はいつ頃ここから出れそうですかね? そろそろ良い時期だと思うんですけど」


 見知った人間にするような、陽気な口調でイリニは尋ねた。あの看守とも、長い付き合いなのだ。

 しかし、対する向こうは、一切返事をしない。


「うわっ!」


 頭の上から、冷たい水が全身にかかった。

 男が桶の中身をこちらにぶちまけたのだ。


「ああ、そうか。今日は水浴びの日でしたっけ。それなら、最初からそう言ってくれれば良いのに。最近は無口な男がモテるとか、そういうのですか?」


 冗談っぽく言うが、看守は冷たい表情を変えず、さっさと来た道を戻ってしまう。


「ちょっと、看守さん。少しくらい話してくれたっていいじゃないですか。そっちも、一日中こんな暗い所にいたら退屈でしょ? ね、お話しましょう? 聞いてますか? 看守さん? 看守さーん?」


 イリニの呼びかけは、結局一人ごとに終わった。まあ、いつものことである。


 彼は水が乾かない内に、濡れた頭皮をゴシゴシとき回した。髪が伸び放題なので、指を少し動かすのも一苦労だ。洗髪が終わると、次は身体を手で念入りにぬぐう。


「さすがに一週間ぶりの水浴びは気持ちいいな」


 数分かけて、一通り水浴びを済ませる。

 身体拭くものがないので、手で身体の水分を飛ばしていく。だが、当然それだけで乾くわけがない。ひんやりとした空気が、微風に乗って、肌を貫くような寒さをもたらした。


「明日は話を聞いてくれるかな…… それで、ここから出してもらって、ようやくみんなと再会を……」


 イリニは震える身体を縮こまらせた。


 あの日、元パーティーの仲間、ネクラ・ロンリネスが持ちかけてきた話は、イリニの身柄拘束であった。最初は冗談か何かだと思っていたら、ネクラは手始めに皆の脚に穴を空けたのだ。あの見えない力で。

 それからは夢で見た通りだ。エリックは死に、イリニは牢屋に放り込まれた。


 どのくらいここにいるのだろうか。最初のニヶ月までは日数を数えていたが、段々とそれが億劫おっくうになってきて、ついにはやめてしまった。今では、一日のほとんどを、こうしてうずくまっている。

 あの日から、ネクラは一度もこの牢獄に顔を見せていない。


「ネクラ……」


 あの日以来、ネクラへ対する復讐の念は一度も姿を消した事がない。しかし、それを上回る絶望感が胸中に立ち昇り、どんよりとした暗い雲を作っていた。それが自らの憎しみの炎を、薄くかすんで見させた。


「俺は何のために生きてるんだろう……」


 ふと、イリニは何かの気配に気付いた。


「あれ、看守さん?」


 いつのまにか、鉄格子の奥にはさっきの看守が無言で佇んでいた。少々不気味だ。


「いるなら言ってくださいよ。びっくりしたじゃないですか。あ、ようやく話をしてくれる気になってくれました? やっぱり寂しかったんじゃないですか。それならもっと早くーー」

「一週間後、イリニ・エーナスの処刑を行うことが決まった。罪状は、世界の英雄であるネクラ様に対する闇討ちを計画、実行しようとしたこと」


 言下に、看守は重々しく宣言した。


「え…… ? それって……」


 話はそれで終わりらしく、看守はまた通路を左の方に歩いて行った。

 

「ま、待ってください! 俺はそんな事してない! 俺の仲間は!? みんなはどうなったんですか!?」


 イリニの叫声は狭い空間の中に、無情に響くだけであった。

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