笑いのヒトキワ荘──驚くべき住人たち

第三回抱腹Ｚ〜杯

笑いポイント計測について、試しに計ってみました

　笑いのヒトキワ荘・第三回大会は「抱腹Ｚ〜杯」です。

https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219309602329

　春だし、もうすぐ誕生日だから大いに笑いたい……などとわがままを言ってすみません。私は人生においてそこまでわがままを言ったことはありませんのですよ（悲）。

　人様の御作に点数をつけるなど失礼千万かと思いましたが、「ねらい」は一応あります。

　私がもしヒトキワ荘に参加したとしても、おそらく住人に選ばれるようなすばらしい作品はなかなかにしてなかなか作れないだろうとは思っています。だとしても、自分の人生として、趣味として、笑いの作品を書きたいから書いてる！　

　なので、別にＰＶや星をわんさか稼いでやろうとか、そういうことではなく、ひたすら書きたいから作品を編んでる、という作者様もおられるはず！

　作品の良し悪しも関係ない、たった一人の人間でもいい、「大いに笑わせた」という事実だけでうれしい、という方がいるならとっ捕まえてみたい……という欲望がはじまりでした。

　数値化すれば、星３つ、コメントの「笑いました」「おもしろかったです」では伝わらない細かな「笑った」という程度、度合が可視化されるのでは？　とも思いましたし、今回は住人選考ではない「笑いの土俵」ですが、単純に点数の高い順にお知らせすることができ、選考にうんうん悩まされずに済む。

　点数とか小さいもんに収まりたくないぜ、という方は不参加となるでしょうが、挑戦してやってもいいぜ！　という方に、「私の作品は文字数少ないからな」という場合もあると思いますので、だいたいどういう数値になるのか例をお知らせしておきます。

　笑いのポイントについては、くわしくは「脳外秘」とさせていただきたいですが、「思い出し笑い」が一番ポイントが高く、「爆笑」「大笑」「中笑」「ニヤリ」「ニッコリ」など数種類用意して、声を出さない笑いにも対応できるようにしました。そして文字数の少ない作品はおのずと多い作品に差をつけられますから、ボーナスポイントもご用意。いずれにせよ、全部読まずに途中でやめたとしてもそこまでの集計をしますし、長編・短編集は全部は読めないと思います。

　以下、数作品、試しに計測してみましたので、「だいたいこんなもんか」と思って参考にしていただけるなら、ご覧下さい。

　ともかく、皆様がこういう企画をおもしろいと感じてくださるかどうか、参加したいと魅力に思っていただけるものか不安が渦巻いておりますが、私としては反省点は今後に活かしていくしかないところです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

★試しに計測してみました！

①Ｓさんの作品　小説・約５０００文字（２回目以降の拝読）

ポイント総数　４８　（笑い４８）

解説：過去にヒトキワ荘の住人に選ばれたＳさんの作品。ご本人様に許可を取っていないので、イニシャルで作品名も伏せておきます。この作品はギャグ数が多いので、読んだのは二回目なのにかなりなポイントになったのではないかと思います。初回はどれくらい笑ったか、もうあまり憶えていませんが、読んだときの衝撃はすごかった記憶があります。この方のほかの、同じ文字数くらいの作品でやってみたら、そちらは５０を超えました（ボーナスも含む）。この作品ではあえてボーナスポイントは含めずに計測してみました。ちなみに笑った回数は６回です。

②Ｓさんの作品　小説・約１０００字（２回目以降）

ポイント総数　３２　（笑い２０、ボーナス１２）

解説：①の作者様とは別のヒトキワ荘住人の方です。イニシャルＳの人、多いわー。私はこの方の作品、毎回めちゃくちゃ笑っていると思います。初回じゃないからこれくらい。文字数が少ない割に、という感じ。ちなみにですが、笑ったのはたった１回。笑いが大きければ一つのギャグでも２０点は取れるのですね。ボーナスは秘密ですけど、文字数が少ないというボーナスではありません。これより半分以下の文字数でなければそのボーナスはつかないです。ボーナスポイントの一つ一つは笑いよりは少ない配点になってはいます。３種類のボーナスがついて合計１２点です。第三回大会もこの方に来ていただけるとうれしいですね。

③崇期作　「私の家はいつかジャングルになる」　詩・約２００字

ポイント総数　２７　（笑い２２、ボーナス５）

解説：今回は自分の作も計りますよー。試しに過去作で。文字数もかなり少ない。この詩、小学生の姪っ子と一緒に作ったのですが、作ってたとき二人で大笑いして、家族から「あんたたち、楽しそうやね〜」と呆れられました。もう何度も読んで中身を知っているので笑えないだろうと思いましたが、久しぶりだったからでしょうか。私は笑える詩とか大好きなんですわ。小説だと、説明して笑いに持っていくからどうしても一つに対して文章を割いてしまいますが、詩ならその点、言葉の並びで笑わせられる。ある意味、ずるいジャンルですね。

④Ｎさんの作品　小説・約４００字　（初読み）

ポイント総数　１３　（笑い８、ボーナス５）

解説：はじめて読む作品で、文字数の少ないものはどうなるか、ということで、今回のためにタグで検索して、今まで一度も読んだことのない作者様でやってみました。ジョーク作品のようなもの。誰もが知る定番のオチで、途中で「きっとこうなるな」と気づいていたにも関わらず、そのとおりのオチが来た！　ということでまんまと笑う。こういう作品、私は好きなんですけどね。ちょっとシュールでブラックっぽいオチで、大笑いを狙うものではありません。ちなみにですが、今回、オチがすごい作品にもボーナスポイントがつきます。こちらは定番オチでしたので、その他のボーナスになっています。

　あと、特別にボーナスワードをご用意。まあ、お遊びですよ。下記の単語が、「あくまで私が読んだ、計測した部分に」含まれていた場合、加算されます。私の誕生日ということで私に因んだキーワードでスミマセン。お祭りですので許して。

　こちらのキーワード、無理くり全部入れたら６点上乗せです。一つたった１点ですが、僅差の勝負になった場合、物を言うかもです。また、もし書き下ろしとか考えてくださる作者様がおられましたら、ネタの一つとしてご参考くださればうれしいです。あまりイメージ広がるものじゃないかもしれませんが。

★ボーナスワード（一つの単語に一回のみ１点加算。つまり何度出てきても１点）

　誕生日

　不器用

　影法師

　鯛焼きアイス

　ジャングル

　福岡県

※タイトル、タグ、キャッチフレーズは無効です。あくまで本文のみ。また単語のみ明らかに添付されただけ、のような御法度感のあるものは除外します。表記も変えちゃったら気づかない恐れがあるのでひらがなとかカタカナとかにはしないでください。「福岡市」とか、名字の「福岡さん」とかもダメですよ。