第7話 火照っている……😆🎶✨

 まさか、このピンクの霧が人体に悪影響のある毒ガスだとは思えないが。



 どうも、七瀬の様子が変だ。

 大きな胸が踊り、呼吸が乱れている。

 


「あァ~…🥰✨ なんか身体じゅうが熱く火照ほてってきたァ~✨💕」

 アルコールを摂取したワケでもないのに、仄かに頬も紅く染まっている。


 妖しほど白い胸の谷間にも、うっすらと汗が滲んだ。



「ねぇ、ルー、何か、私ッて可笑おかしいのかしら。スッゴく熱いの……😍✨💕」

 うっとりとした眼差しで僕を見つめている。



「いやァ~…😳💦 別に可笑しくなんてないけど……」

 ナゼか、僕の全身も熱を持ったみたいに火照ほてっている。


 異様に心臓がドキドキしてきた。



 いつの間にか、七瀬の手が僕の太ももを撫でるように這っていく。




 明らかに、さっきまでとは雰囲気が違った。

 ヤケにみだらな気分だ。



 もしかして、これが【ラブ トリガー】を撃った所為せいなのだろうか。





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