第9話 プロポーズ

 いったい条件ってなんなんだ。



「ちゃんと結婚を前提にするなら、付き合って上げても良いわよォ✨😆🎶✨💕」 

 またヒカリは僕に見せつけるように豊かな胸を張った。




「えェ、け、結婚……😲💦💦」

 マジか……。


 付き合った事さえないプロポーズしろって言うのか。


 


「何よ。ただ私の身体目当てで、付き合って欲しいって、言う気ィ😒✨✨」

 両腕で巨乳を抱え、睨むような目付きだ。




「いや、まさか、そんなワケないよ」

 何度も横に首を振った。


 別に身体が目当てと言うワケではない。



「遊びで飽きるまで、合体ジョイントライブをして、やるだけやったら『ポイ』ッて、燃えるゴミと一緒に捨てる気なのねェ……😒✨✨」

 また鋭い眼差まなざしで睨んだ。



「そ、そんな事しないッてェ~… ヒカリのことは、大事にするよ❗❗」

 まさか、誕生日にプロポーズするなるとは思わなかった。




「マジでェ」



「うッ、うん❗ 信じてくれ」

 


「私以外の女子なんか、目もくれない❓」


「うン……、もちろん。僕は、どっかのとは違うよ」

 



「じゃ、ちゃんとプロポーズしてェ」



「あ、ああァ~……」小さく頷いた。

 生ツバを飲み込むと『ゴックン』と咽喉のどが鳴った。








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