第15話 看病

凛とのお家デートから何日かたったある日

「お兄ちゃん大丈夫?」

「ゴホゴホ結構やばいかも」

俺は熱で倒れていた。

「私これから学校で勉強会あるから行かないとだけど一人で大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ」

ほんとに大丈夫かな?一応凛の事呼んでおこ。この前柚葉と凛は連絡先を交換していた

「じゃあ行ってくるね!」

柚葉は家を出て凛に連絡した。

『凛今暇?』

『暇だよ』

『お兄ちゃん熱で倒れてるから看病してもらってもいいかな?』

『え、ほんとに?全然いいけど光星大丈夫なの?』

『多分凛が行ったらすぐ治るよ』

『わかった。私行くね。』

『ありがとう。鍵はポストの中の奥に隠してあるから。それで入ってね』

『わかった』

「よし、これで大丈夫かな」

それから1時間後

「えーと鍵は、これか!」

ガチャ

「お邪魔しまーす」

私は光星の部屋に行った。

「光星大丈夫?」

「え、なんで凛がいるの?ゴホゴホ」

「柚葉に頼まれて看病に来たの」

「そうなんだ。ありがとう」

「なんか飲み物いる?」

「大丈夫。とりあえず寝るわ」

「わかった。おやすみ光星」

そして俺は寝ていった

「光星の寝顔可愛いな」

私はちょっと光星の顔を触ってみた。

「熱い、濡れタオル用意してこよ」

私はそう言い1階にタオルを取りに行った。

「タオルはどこかなー」

探しているとタンスがあり上から開けていった。

「うわ、柚葉の下着エロすぎ。中学生なのにこんなのはけしからん。」

次に開けた場所は靴下入れだった

「柚葉の靴下可愛い。なんか光星のは地味だな」

次に開けた場所にはあれが入っていた。そう光星のパンツだ

「光星こんなパンツ履いてるんだ。もし光星とやることになったら、これを履いてるとこを見るのか」

私は急に恥ずかしくなった。やっとタオルを見つけた。私はタオルを濡らして光星の頭に乗っけた

「ふぅー、ひとまずこれで大丈夫かな」

「あ、そうだ買ってきたゼリーとか冷蔵庫入れとかないと。」

パンツに夢中で入れるのを忘れてた凛だった。それから4時間位経った頃光星が目を覚ました。

「おはよう光星。体調はどう?」

「おはよう、さっきよりはだいぶ良くなったよ。薬も飲んで寝たから意外と早く治るかも。」

「それは良かった。じゃあそろそろ柚葉帰ってくると思うから私は帰るね。冷蔵庫にゼリーとか色々入ってるからちゃんと食べてね。」

「ほんとにありがとう。今度お礼たっぷりするよ」

「言ったからね。期待してるよ」

「じゃあ早く治してね、バイバイ」

「うん、バイバイ」

次の日俺は完璧に風邪が治っていた。


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