第2話 凛の気持ち

私向坂凛が人より顔が整っていることに気づいたのは中学2年生の時だ。2年生の時に100人位に告白されてから人より顔が整ってると気づいた。

それは高校になっても同じことだった。

入学初日に複数の男子から告白された。私はアニメみたいなドキドキした恋愛をしたいとずっと思っていたから今までの告白は全部断ってきた。そして高校2年生になり新しいクラスでドキドキできるかなと思い自分の隣の席の男子を見たら失礼だけど陰キャの人でした。1年生の時に何回か喋ったことがある程度でした?私は少しショックだったけど仕方ないと思い諦めました。その日学校が終わり友達と遊んでいていたら帰るのが遅くなってしまいコンビニで夕食を買って帰ろうとしたらそこには隣の席の藤宮光星君がいました。

私はこれから1年同じクラスなので声をかけました。

「藤宮君こんな所でバイトしてたんだね」

「去年から始めたんだ」

「そーなんだ、頑張ってね」

私達はそんな挨拶程度の言葉をかわしました。

そしてコンビニを出て空を見たら星が綺麗だったので近くの公園で見てから帰ろうと思いました。

「彼氏とこの星見たいなー」

私はそんなことを思いながら眺めてました

そろそろ帰ろうと思い家に向かって歩き始めた時に不良に絡まれてしまいました

本当に運が悪いです。しかもその人は私の腕をずっと掴んで離してくれません。ずっと断り続けていたら怒ってしまいました。

私は怖くて泣き出しそうでした

そしたら奥から隣の席の藤宮君がやって来ました。

目で話を合わせてと言ってるように見えたのでとりあえず話を合わせようと思いました。

「ごめん、待たせた?」

彼はそう言ってくれましたが不良に絡まれて怖くなっていた私は話を合わせることが出来ませんでした。

その後も藤宮君が不良と話をしていて何とか不良は諦めてくれました。

不良が帰ってくれてお礼を言おうとしましたが彼はすぐに帰ってしまいました。

私が呼び止めても振り返らずに帰ってしまったので私は明日お礼を言おうと思いました。私はもう一度星を見て藤宮君のことを思い出したら胸がドキドキいって頬が赤くなりました。

私は家に帰りもう一度今日の事を思い出しました。そしたらやはり胸がドキドキいっています。

「まさか私藤宮君のこと、、、」

なんて思いながら私は明日の学校の準備を始めました

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る