第8話 タリスカーの名残前編

 雇われたばかりの頃は自主的に休みを返上していた俺も、今ではもう日曜日の休みをもらっていた。


 暁さんが琥珀亭に来て以来、俺はずっと次の日曜がくるのを心待ちにしていた。暁さんの店に行こうと、決めていたからだ。


 思えば、バーテンダー見習いになってから、初めて外に酒を飲みに行く。もともと自分から飲みに出ることもなかった俺が、いそいそ飲みに出かけるのも不思議な気がした。


 ちょっと緊張しながら、薄いジャケットを羽織って駅前のほうへ向かう。楽しみな反面、これから戦場にでも赴くような気分だ。

 目指すは暁さんの経営するバル『エル ドミンゴ』だ。


 お凛さんが「日曜日なら、彼はそこにいる」と、教えてくれたのだった。


 バルというのは、スペインのコーヒースタンドや軽食屋やバーをごちゃまぜにしたような店といえばわかりやすいだろうか。タパスと呼ばれる小皿に盛った、ちょっとした料理をつまみながら、飲んだり騒いだりするわけだ。


 琥珀亭のような店は正統派という意味のオーセンティックバーと呼ぶが、バルはもっとくだけた印象だ。琥珀亭よりは暁さんのイメージに合う気がした。もちろん琥珀亭で修行していた彼なら、オーセンティックな店でも堂々と腕を振るうだろうけれど、陽気で人間味があってあたたかい匂いがする店のほうが似合う気がする。実際、彼は人にそういう親しみやすい印象を与える男だったから。


 駅前は日曜の夜でも灯りが眩しく、車の音や人のざわめきで賑やかだ。金曜や土曜に比べれば少ないだろうが、それでも琥珀亭のある飲屋街よりは人通りが格段に多い。


 家路につく人と、これから夜の街へ出る人とが交差する街並を、お凛さんが書いてくれた地図を頼りに行く。


 行き当たったのは、駅前通りのビルの一階だった。

 日曜だというのに、ずいぶんと賑わっているようだ。足元は見えないようになっているが、ガラス越しに通りから店内が見えるようになっていて、大勢の笑顔が見えた。


 ガラスには『El Domingo』という文字がプリントしてある。扉の上にも同じ文字の看板があった。どうやらこれで『エル ドミンゴ』と読むようだ。


「この店の名前、どういう意味なんだろ?」


 独り言を漏らして、外から暁さんを探して様子をうかがっていると、ホールの奥にそれらしい人が見えた。


 この日の暁さんは髪をワックスでセットしていて、白い開衿シャツと黒いサロンというこざっぱりとした出で立ちだった。

 その顔つきは、琥珀亭で見たリラックスした顔とはちょっと違い、緊張感を持ちながらも和やかさを与える笑顔だった。仕事とプライベートのメリハリがきいている。


 俺が扉を開けると複数のスタッフの「いらっしゃいませ」という声とともに、暁さんの声がした。


「尊君! 来てくれたのか!」


 満面の笑みで俺のもとに歩み寄ってくれた彼は、挨拶代わりに俺の肩をぽんぽんと軽く叩いた。


「ありがとう。いやぁ、また会いたいと思ってたところだよ」


 その声は本当に嬉しそうで、緊張していた俺を幾分かほっとさせた。


「すみません、急に来てしまって」


 会釈すると、暁さんが店の中に招き入れてくれた。


「いやいや、大歓迎だよ。連絡したいと思っていたんだ。この前はすまなかったね」


 多分、俺が嘘をついて琥珀亭を出たことだろう。


「いえ、あの、そのことで俺......暁さんにお話があって。お時間いいですか?」


「あぁ、もちろん。ちょっとカウンターに座って待っててもらえるかい? 今ちょうど、カクテルのオーダーが入ったんでね」


「あ、はい」


 俺は言われるがままカウンターに座り、店内を見回した。メニューにはワインやビール、ウイスキーもある。カウンターの端にある大きなピッチャーに入っているのは、サングリアだろう。

 料理の種類も豊富らしく、カウンター前の冷蔵ケースには仕上げを待つばかりの料理が整然と並んでいた。


 カウンターは高く、足の長い椅子だった。テーブル席もあれば、壁に面した立ち飲みコーナーもある。その反対側の壁には巨大な黒板が掲げられ、メニューが所狭しと書かれている。白塗りの壁と木目とタイルが調和して、センスのいい内装だ。


 俺はただただ、わくわくしていた。

 右隣の若い女性の手元を見ると、オリーブの入ったマリネや生ハム、いわしのオーブン焼き、バゲットとパテがある。その盛りつけと色彩の良さに触発されて、腹が鳴りそうだった。


 スタッフはホールに出ているだけで暁さんの他に二人はいた。キッチンにも誰かいるようだ。

 暁さんはカウンターの中に入り、俺の右隣の女性客に朗らかな笑顔を向けた。


「エリさん、その子ね、俺の弟分なんですよ。いい男でしょ?」


 常連客なのだろう、エリさんという女性は「へぇ、暁の?」と愉快そうに答え、にこやかに会釈してくれた。化粧のうまい、大人びた女性だった。俺も慌てて会釈を返す。


「本当、綺麗な顔してるねぇ。可愛いわ」


「手、出しちゃ駄目だよ」


「あら、暁ってばやきもち?」


 じゃれるようなトークをしている間にも、彼の大きな手は流れるように動いていた。俺の目は彼の動きに釘付けになる。

 カクテル・グラスに氷を入れてスプーンで回す。シェーカーに氷と材料を入れ、グラスの氷を捨てる。たったそれだけの所作で、惚れ惚れした。


 自分も毎日している手順なのに、我を忘れて見入っている自分がいた。どうしたらあんな風に手を動かせるのだろう。


 氷を掴むスピードが俺とは段違いだ。酒を計量する手つき、ボトルの口を拭く仕草、シェイキング、全てが流れるように美しく、スピーディーだった。

 特にシェイキングなんて、俺の度肝を抜いた。早くて丁寧で、しかも小さくまとまらずに美しい。


 しかも、全ての作業が早いのに、雑な感じがしないんだ。どんなに急いでいても、仕上げが丁寧で、指先まで神経を張り巡らせているのがわかった。まるでバレリーナの手のようで見蕩れてしまう。


 そのくせ、口元には余裕の笑みがあるんだから、たまったもんじゃない。自分との格の違いを見せつけられたようで、唖然とした。


「お待たせしました」


 カクテルを差し出す暁さんの笑みは、自信と余裕の入り混じったものだ。

 女性客はカクテルを一口含むと、「うん、美味しい」と、にっこり笑みを返した。


「やっぱり、暁が一番ね」


 そう言われた暁さんは「ありがとうございます」と微笑んだ。男の俺が見ても色男だなぁと惚れ惚れする。


 ふつふつと、敗北感と悔しさと、羨望が沸き出した。こうまで自分と違うものか。そんな屈辱にも似たものを感じ、いつしかカウンターの下で拳を握りしめていた。

 思えば、誰かに対してこんなに対抗心を燃やしたのは、初めてのことだった。


 女性客と会話を終えると、暁さんは俺に向かって声をかけた。


「尊君、ビールでいい? お近づきのしるしにごちそうするよ」


「いいんですか?」


「あぁ、もちろん。コロナでいい?」


「コロナ?」


「あ、知らない? んじゃ試しに飲んでみなよ。美味いから」


 暁さんはちょっと奥に引っ込むと、やがて両手に細いビール瓶を持って戻ってきた。瓶の口にはくし形のライムがはめこまれている。


「コロナ・エキストラ。メキシコのビールだよ」


「これ、ライムをどうすればいいんですか?」


「あぁ、これね、ライムを搾って瓶の中にそのまま入れるんだよ。そんで、ラッパ飲み。これが一番」


 暁さんはぐいっとライムを押しながら、瓶の中に突っ込んでしまった。俺も慣れない手つきで真似をする。


「Salud」


「え?」


「スペイン語で『乾杯』だ。エル ドミンゴへようこそ」


「あ、ありがとうございます」


 カチンと瓶を鳴らし、冷えたビールを飲んだ。炭酸の心地よさとビールのほろ苦さが喉を走り、思わず「かぁ」と変なため息が漏れた。


「どう?」


「美味いですね」


 暁さんは満足そうに白い歯を見せて笑う。


「んで、話って?」


「あの、俺......暁さんがどんなバーテンダーなのか知りたかったんです」


「へぇ? 俺に興味があるの?」


「はい。それに、俺のカクテルが初々しいって言ってましたけど、どこがまだまだなのか自分ではわからなくて」


「あぁ、テキーラ・サンライズかぁ。美味かったけど、俺の言い方がまずかったのかな。ごめんよ、気を悪くしたかい?」


「いえ、そういう訳じゃなくて、できればどこを直したらいいか教えていただきたくって」


 そして俺はあの夜をふと思い出し、ためらいながら切り出した。


「それに......すみません」


「なんで謝るんだよ?」


 きょとんとする暁さんに、俺はおずおずと答えた。


「実は扉越しに暁さんたちの会話が聞こえちゃって」


 ぶうっと大きな音をたて、盛大に暁さんがビールを噴き出した。涙を浮かべ、もの凄い勢いでむせている。周囲の人々が「何事だ」という顔で見ていた。


 涙目の暁さんがみるみるうちに真っ赤な顔になる。むせたからなのか、恥ずかしいのかわからないけれど。


「ちょ......尊君、アレ聞いてたの?」


「本当にすみません......耳に入っちゃって、そのまま動けなくて......すごい罪悪感で」


「どこまで聞いた?」


「あの『頼むよ』の辺りまでです」


 天を仰ぐ暁さんが、目に手をパシっと当てた。


「あー.......いや、その、なんだ......ほぼ全部じゃないか」


 暁さんの頬は真っ赤に染まっていた。照れ隠しなのか、首の後ろをボリボリかいている。


「そうか、アレを聞かれたか。まいったな」


 彼の照れ笑いは、男の俺が言うのもなんだけど、すごく可愛く見えた。俺の右隣の女性客なんて、口を半開きにして見蕩れてる。


 ふと、暁さんがスタッフのそばに行き、耳打ちした。少しの間、彼らは何事か囁き合っていたが、戻ってきた暁さんがニッと笑う。


「尊君、これを飲んだら俺の行きつけの店に行こう」


「え? でも仕事は......」


「今、うちのスタッフにお願いして抜けさせてもらったよ。......な?」


 暁さんが冗談めかして、スタッフの一人に声をかける。するとスタッフが笑って言い返した。


「たまには休んでください。オーナーは休み知らずなんですから、ぶっ倒れちゃいますよ」


 どうやら、スタッフに慕われているようだ。店全体が和やかで落ち着くのは、そのせいもあるだろうか。


「はは。こういう訳だから、今日はもう切り上げて、ゆっくり話そう」


 暁さんの笑顔は、まるでいたずらっ子のようだった。


 暁さんが連れて行ってくれたのは、意外にも小料理屋だった。てっきりバーかと思っていた俺は、ちょっと拍子抜けした顔で小料理屋の暖簾を見つめた。

 その店は駅前通りから一本はずれたところにあり、小さいながらも粋な店構えだった。白木の看板には『大地』とある。


「こんばんは」


 暁さんが先に暖簾をくぐると、厳つい顔をした大将がカウンターに立っていた。隣には目が大きい、若い男の子がいる。


 若い男の子が「暁さん、お久しぶりです」と、嬉々としてお辞儀をした。


「おう、大地。元気か? おやっさんも」


 おやっさんと呼ばれた大将はこくりと頷き、大地というらしい青年は「はい!」と元気に答えた。目も大きいが、口も声も大きい。


「大地、彼は尊君。名前は聞いてるかい?」


「あ! 彼がそうなんですか?」


 大地の顔が好奇心で染まる。すると大将がカウンターの向こうからこちらに進みでて、一礼した。


「いつもうちの母がお世話になっております」


「母?」


「オババ様の息子さんとお孫さんだよ」


「えっ、お凛さんの?」


「はは、似てるでしょ」


 言われてみれば、大将に面影がある。大将のぶっきらぼうな感じも似ているように思えた。

 一方、孫の大地は大将ほどお凛さんに似ていない。強いて言えば骨格が似ているけれど、お凛さんよりずっと人なつこい感じだ。きっと、母親似なんだな......。


「あの、こちらこそいつもお世話になってます」


「はは、うちのばあちゃん、キツいでしょ?」


 大地は冗談めかしているが、その顔が『ばあちゃん大好き』って言ってる。


「小上がりいいかい?」


「はい、どうぞ」


 俺たちは障子で仕切られた座敷に上がる。紫の座布団にあぐらをかき、大地の差し出すおしぼりを受け取った。


「いつものをもらおうかな。尊君、日本酒飲めるかい?」


「弱いんですけど......」


「んじゃあ、一応おちょこ二つで。別にウーロン茶も頼む」


「はい。少々お待ちください」


 大地が去ると、緊張で肩をすぼめた。こんな洒落た小料理屋なんて初めてだ。


 暁さんは灰皿を引き寄せ、ポケットから煙草を取り出した。アメリカン・スピリットだった。


 しばらくして、大地がお通しと熱燗を運んできた。



「大地、たちの天ぷらある?」



「もうちょっとですね。まだ少し早いですよ」



「残念だな。尊君はたち好きかい?」



「たちって何ですか?」



「鱈の白子だよ。絶品だぜ。こりゃもう、また尊君を連れてこなきゃな」



 そんなことを言いながら、暁さんが適当に料理を注文してくれた。

 真輝さんが彼は学生時代は大人しかったって言ってたのが信じられない。俺のおちょこに酒を注いでくれる目の前の彼は、人なつこくて朗らかだ。



「あんまり日本酒って飲まないのかな?」



「そうですね、本当に弱いので」



「少し味をみて、辛かったらウーロン茶にするといいさ。日本酒ベースのカクテルもあるから、いろいろ飲んでおくのもいいと思うよ。ちなみにこれは出羽桜。山形の地酒ね」



「あ、ありがとうございます」



「んじゃ、乾杯」



 今日二回目の乾杯をし、お通しをつまむ。細長い盆に三つの豆鉢が乗っていて、それぞれに一口大の煮物や和え物が盛りつけられていた。どれもびっくりするほど美味かった。

 はぁっと長いため息を漏らし、暁さんが幸せそうに呟いた。


「俺さ、洋食の店やってるだろ? 和食が恋しくて恋しくてたまんないんだよね」


「あのお店の名前はどういう意味なんですか?」


「スペイン語で『日曜日』っていう意味だよ。俺が日曜日生まれっていうのもあるんだけど、日曜の我が家で寛いでいるみたいに楽しんでもらえたらって思ってさ。名前にちなんで週変わりのメニューを毎回、日曜からスタートさせたりしてるんだ」


 そんな話をしていると、大地とおやっさんが料理をどんどん出してくれる。とろけそうな角煮や、たこの唐揚げ、手毬寿司、酢の物、含め煮......どれも美味く、上品な盛り付けだ。


 料理が大体出揃ったところで、暁さんが角煮をつまみながら「あぁ、ところでテキーラ・サンライズのことだけど」と切り出す。


「美味かったよ。もっと場慣れすれば動きがスムーズになると思う。それと笑顔が欲しいな」


「笑顔ですか? でも、カクテルを作りながら笑うのって、至難の技ですよ」


「なにもへらへら笑って作れっていうんじゃないよ。真剣なのはいいんだけど、化学実験でもしているような仏頂面より、ちょっと笑顔を浮かべたほうが余裕があって見えるんだよ。口角をちょっと上げるだけでも印象は違うよ」


 確かに、暁さんがカクテルを作っているときに見せた余裕の笑みは、頼もしく思えた。


「そのほうがお客さんも安心すると思うよ。あくまで君の師匠は真輝だから、詳しいことはあえて口出ししないけど、まずは真輝がこれ以上は教えることがないって言うまで自分なりにやってみるといいさ」


 そう言う彼は、肩をすくめてみせる。


「バーテンダーの研鑽は死ぬまで続くものだと思うけどね。日本にも世界にも、ものすごいバーテンダーなんてゴロゴロしているんだ。俺だって、まだまだひよっこだな。ちなみにステアは俺より真輝のほうが上手いんだぜ」


 暁さんがひよっこなら、俺は卵の殻も出ていないところだ。身の引き締まる思いで、暁さんが出羽桜を傾けるのを見ていた。


「まぁ、真輝に訊きづらいことなんかがあれば、答えるけどさ。カクテルのコンペティションに出たりする道もあるから、もしそういうのに興味があれば、力になるよ」


「ありがとうございます」


 これを聞けて良かったと、心底思った。初心にかえるってのはこういうことだ。ちょっとカクテルを覚えたからって思い上がっていた自分が確かにいた。それに気づけて良かった。

 暁さんはそんな俺を見透かしたように、口の端を吊り上げた。


「で、俺はどんなバーテンダーに見えた? 俺がどんなバーテンダーか知りたかったんだろ?」


「正直......すごく悔しかったし、自分が情けなかったです」


 暁さんが目を細めて笑う。


「はは、情けないなんて思う必要はないけど、悔しいって言われるのは快感だね」


「暁さんって、どうしてバーテンダーになったんですか?」


「うん? まぁ、いろいろね。尊君はどうして?」


 琥珀亭に転がり込んだ経緯を話し終えると、暁さんはケラケラ笑い転げた。


「なるほどねぇ。オババ様、相変わらず食えない人だな」


「お凛さんって不思議な人ですよね。甘やかしてはくれないのに、受け止めてくれるというか」


「面倒見がいいんだよな、なんだかんだ言って」


「そうですね。俺にお酒のこととか、音楽のことを教えてくれるんですよ。俺って下戸だし、音楽は邦楽しか聴いたことなかったんで、あまりに知らないことが多くって。どうしてかわからないけど、それが面白いらしいです」


「君はオババ様に気に入られたんだな」


「そうですか?」


「音楽のことを教え込んでるのが証拠だな。オババ様がよく言ってたよ。バーテンダーってのは広く浅くでいいから、それなりにいろんなことを知ってたほうが面白いってね。君が音楽のことをあまり知らないもんだから、力になりたいんだろ」


 お凛さんはことあるごとに知識を披露してくれるけれど、俺の無知を馬鹿にもしないし、見下すこともない。暁さんに力になりたいからだと言われて、妙に納得した。


「なんだか、そう言われてみると、本当ありがたいですね」


 少し照れ臭くなって鼻を擦っていると、暁さんが大地たちの様子をうかがってから声を落として尋ねた。


「ところで......真輝は君に話はしたのか?」

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