みくみく順序数 Act.1.7

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 ■ はちゅね階層で使う記号の定義 ■

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 a :1以上の整数

 A :1以上の整数 or ᶜ...(Ø)a

 C :ᶜ...(Ø)

 B :0 or A or C


 …0 :0個以上の項に0

 …B :0個以上の項にB


 【□ƒM】 :「□」の文字列が、「はちゅね階層の計算規則」によって、十進法表記による非負整数を構成する記号、「0」と「1」と「2」と「3」と「4」と「5」と「6」と「7」と「8」と「9」と、コア数の土台となる記号、「(」と「)」と「[」と「]」と「/」の、合計、十五種類のみの記号で構成される文字列「M」に写される。その「M」の文字列。この「□」の像である「M」は、必ず「□」よりも小さい。この「M」は「n」を定数としたとき以下の条件を全て満たす。


 ・条件 ❶ 「M」は「□」よりも小さい。


 ・条件 ❷ 「M」は「□」から写像を1回以上繰り返した像の中で最も大きい。


 ƒ [□ ; n] :「□」について急増加関数「𝑭 m {n}」の「n」を参照して「はちゅね階層の計算規則」を適用する。


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 ■  はちゅね階層における記号「,」の拡張  ■

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 項を区切る記号である「,」を「[…B/B]」または「/」で表す。それに伴い「はちゅね階層以外」で使用している「[■]」の記号は「{■}」で代用する。


 [X] :はちゅね階層の任意の文字列。任意のコア数の[X]は同値でも同値でなくてもかまわない。


 [H] :[0/0]以外


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 ■ はちゅね階層の計算規則 ■

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 はちゅね階層は、十進法表記による非負整数を構成する記号、「0」と「1」と「2」と「3」と「4」と「5」と「6」と「7」と「8」と「9」と、コア数の土台となる記号、「(」と「)」と「,」の、合計、十三種類のみの記号で構成される「みくみく順序数」の表記である。はちゅね階層の計算規則を以下に定める。計算規則は、❶記号の変換、❷計算の順序、❸加算の定義、❹写像「ƒ」とそれに伴う写像「φ」「𝐒𝐮𝐦」「𝐍𝐞𝐬𝐭」「𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭」の定義からなる。


 ❶記号の変換

 

  01: ƒ {οᵩ ; n} = φ{οᵩ }


  02: ƒ { C ; n} = ƒ {ᶜ...(Ø)}


 ❷計算の順序


  01: ƒ {ᶜ...(Ø)} = ᶜ... ƒ (Ø)


  02: ᶜ... ƒ (Ø) = ᶜ... + { ƒ (Ø) }


  03: ᶜ... + { ƒ (Ø) } = ᶜ... +【(Ø)ƒM】


  04: ᶜ... +【(Ø)ƒM】= ᶜ... M


 ❸加算の定義


  01: a + {ᶜ...(Ø)} = ᶜ...(Ø)


  02: a + {ᶜ...(Ø)a} = ᶜ...(Ø)a


  03: {ᶜ...(Ø)} + 0 = ᶜ...(Ø)0


  04: ᶜ...(Ø)0 〓 ᶜ...(Ø)


  05: {ᶜ...(Ø)} + a = ᶜ...(Ø)a


  06: {ᶜ...(Ø)a} + 0 = ᶜ...(Ø){a + 0}


  07: {ᶜ...(Ø)a} + a = ᶜ...(Ø){a + a}


  08: {ᶜ...(Ø)} + {ᶜ...(Ǿ)} = ᶜ...(Ø) ᶜ...(Ǿ)


  09: {ᶜ...(Ø)} + {ᶜ...(Ǿ)a} = ᶜ...(Ø) ᶜ...(Ǿ)a


  10: {ᶜ...(Ø)a} + {ᶜ...(Ǿ)} = ᶜ...(Ø) ᶜ...(Ǿ)


  11: {ᶜ...(Ø)a} + {ᶜ...(Ǿ)a} = ᶜ...(Ø) ᶜ...(Ǿ)a


 ❸写像の定義


  01: ƒ (0) = n


  02: ƒ (a) = 𝐒𝐮𝐦{n}

   々: ᶜ... 𝐒𝐮𝐦{0} = ᶜ... 0

   々: ᶜ... 𝐒𝐮𝐦{𝑒} = ᶜ...(a-1)𝐒𝐮𝐦{𝑒-1}


  03: ƒ (0[0/0]0) = (n)


  03: ƒ (0[H]0[X]…0) =φ(0[H]0[X]…0)


    3-1: φ(0[0/0/0/…0]0[X]…0) = (0[𝐍𝐞𝐬𝐭{n}/0/…0]0[X]…0)

    々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{0} = 0

    々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒} = (0[𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒-1}/0/…0]0[X]…0)


    3-2: φ(0[…B/C/0/…0]0[X]…0) = (0[…B/ ƒ {C ; n}/0/…0]0[X]…0)


    3-3: φ(0[…B/A/0/…0]0[X]…0) = (0[…B/ A-1/𝐍𝐞𝐬𝐭{n}/…0]0[X]…0)

    々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{0} = 0

    々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒} = (0[…B/ A-1/𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒-1}/…0]0[X]…0)

 

    3-4: φ(0[…B/C]0[X]…0) = (0[…B/ ƒ {C ; n}]0[X]…0)


    3-5: φ(0[…B/A]0[X]…0) = (𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{𝑒}[X]…0)

    々: 𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{0} = 0

    々: 𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{𝑒} = 𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{𝑒-1}[…B/A-1]0


  04: ƒ (0[0/0]0[X]0[X]…0) = (𝐍𝐞𝐬𝐭{n}[X]0[X]…0)

   々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{0} = 0

   々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒} = (𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒-1}[X]0[X]…0)


  05: ƒ (…B[X]C[X]0[X]…0) = (…B[X] ƒ {C ; n}[X]0[X]…0)


  06: ƒ (…B[X]A[X]0[X]…0) = (…B[X]A-1[X]𝐍𝐞𝐬𝐭{n}[X]…0)

   々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{0} = 0

   々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒} = (…B[X]A-1[X]𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒-1}[X]0[X]…0)


  07: ƒ (…B[X]B[X]C) = (…B[X]B[X] ƒ {C ; n})


  08: ƒ (…B[X]B[X]A) = 𝐒𝐮𝐦{n}

   々: ᶜ... 𝐒𝐮𝐦{0} = ᶜ... 0

   々: ᶜ... 𝐒𝐮𝐦{𝑒} = ᶜ... (…B[X]B[X]A-1)𝐒𝐮𝐦{𝑒-1}


  09: φ {οᵩ } = (0[𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{n}/0]0)

    々: 𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{0} = 0

    々: 𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{𝑒} = 𝐂𝐥𝐮𝐬𝐭{𝑒-1}/0


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 ■ 急増加関数 ■

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 𝑭 m {n} :急増加関数


 m :「みくみく順序数」として許容される任意の文字列。

 a :1以上の整数

 ⁿ :「n」

 C :「ᶜ...(Ø)」

 ƒ {□ ; n} :「□」について急増加関数「𝑭 m {n}」の「n」を参照して「はちゅね階層の計算規則」を適用する。


 としたとき、急増加関数「𝑭」の計算規則および、それに伴う写像「𝐍𝐞𝐬𝐭」を以下に定める。


  01: 𝑭 0 {n} = n+1


  02: 𝑭 a {n} = 𝑭ⁿ a-1{n}


  03: 𝑭 ᶜ...(Ø)a {n} = 𝑭ⁿ {ᶜ...(Ø)a}-1{n}


  04: 𝑭ʰ m {n} = 𝐍𝐞𝐬𝐭[ʰ]

   々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{0} = n

   々: 𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒} = 𝑭 m {𝐍𝐞𝐬𝐭{𝑒-1}}


  05: 𝑭 C {n} = 𝑭 ƒ { C ; n} {n}


  06: 𝑭 οᵩ {n} = 𝑭 ƒ {οᵩ ; n} {n}


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 ■  みくみく数 Vol.6  ■

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 ■みくみく数 Vol.6(Miku Miku Ordinal Act.1.7 Ver)


 𝑭³⁹ οᵩ {39}

 

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