第4話 混成酒とは

 さて、最後の『混成酒こんせいしゅ』についてのお話です。これもまた簡単に解説を入れて行きますので、詳しくはそのお酒の銘柄で調べてみて下さい。


 混成酒こんせいしゅとは、醸造酒じょうぞうしゅ蒸留酒じょうりゅうしゅを元にして、そこに別なお酒・はちみつやシロップなどの甘み・オレンジの皮などの薬味を加え、お酒を新たに作り出したモノです。通常は混成酒とは表記せず、『リキュール』と表記される事が多いです。



 いくつもの薬草を配合して漬け込んだカラフルな色の『シャルトリューズ』、はちみつの甘みが出ている『ドランブイ』、オレンジの皮の香りが主張する『コアントロー』、よく製菓に使用されている『グランマルニエ』、ワインに薬草の香り付けをした『ベルモット』、梅と氷砂糖をホワイトリカーに漬け込んだ『梅酒』。これら全てが混成酒に該当します。全てを解説していたらキリがありません。





 単品で飲む事もできますが、カクテルの副材料としての役割も強い、これらのお酒。「まあ、こんなお酒もあったわな」と思って、とりあえず頭の片隅に置いておいて下さい。


 


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