2日目

「三人死ぬなんて、絶対サイコキラー関連や」

「だとしたら何で死んだんだぴょん?」

「死んだのは人狼か占い師か騎士もふもふ」

「多分、犬咲は本当に占い師で確定モウ」

「じゃあ後の二人はコッコー?」

「人狼か騎士。それか普通に人狼に殺されたもふもふ」

「騎士は多分やけど占い師、犬咲を守ったと思うんや。占い師以外に守る理由は大してないやろ。んで、犬咲がサイコキラーを占ったんとちゃうか?」

「確かに、もふもふ……」

「だから、犬咲ともう一人、人狼がサイコキラーに接触したと考えるんが道理や」

「てことは寅次郎か馬が人狼だったウッキー?」

「そういう事や。まあ、片方は白やろうけど、この際はまず一匹、人狼が消えたと考えるんや」

「とりあえず、誰が怪しいか考えるモウ」

「僕は猿飛さんが怪しいと思うぴょん」

「あれ、私何かしましたかウッキー?」

「何となくぴょん」

「もふもふ、占い師が居なくなるのが早すぎるもふー」

「占い師居ないのはでかいコッコー」

「せやな、占い師が居ないのは結構、キツイわな」

「取り敢えず弁明させて下さいウッキー」

「何か言い返せることあるのかぴょん?」

「そう言われると困るウッキー」

「……や、猿飛は無いと思うで」

「俺もそう思うモウ」

「コッコー?」

「信頼が厚いようで何よりですウッキー」

「嘘つくとき、コイツ目線が若干、上向くんや」

「マジかコッコー」

「マジや、マジ」

「え、そんな癖あったの私。ウッキー、初知り」

「俺も知らなかったモウ」

「で、蛇川さんは誰が怪しいと思うコッコー」

「羊木は白確定やからなぁ」

「どんだけ、僕のことを殺したいんだもふもふ」

「実際、卯月が怪しいと思うんや」

「え?」

「や、卯月なら馬を殺すかもしれへんし」

「いや、違いますって。僕じゃ無いぴょん!」

「ほら、もっと落ち着きぃな」

「ちょ、まって! 僕じゃないぴょん! 信じてくれよぉ!」

「卯月、演技力が上がってるで」

「ーーえ、ホントかぴょん?」

「じゃあ、取り敢えず卯月さんでコッコー」

「おいぃ! 待てって、僕じゃ無いぴょん!」

「蛇川さん信じてれば何とかなるコッコー」

「騙されるなぴょん、和鳥!」

「うん、俺たちのために吊られてくれモウ」

「よろしくもふもふ」

「羊木ィ! 白確定だからって余裕の笑み浮かべんなぴょん!」

「卯月、すまんウッキー」

「僕の代わりになってくれてもいいんだよ!」

『何か、卯月が吊られる感じですね』

「あ、GMもふもふ」

『取り敢えず、結果は見えてますが、投票どうぞ』

「じゃあな、卯月コッコー」

「せやせや」

『……はい、投票結果は卯月さんです』

「チクショー!」

『はーい、夜が来ました。全員、顔を伏せて下さい』

「…………」

『まず、占い師顔を上げて占いたい人を教えてください』

「…………」

『はい、次に騎士の人顔を上げて守りたい人を教えてください』

「…………」

『最後に人狼の人、殺したい人を教えて下さい』

「…………」

『……はい、全員顔を上げて下さい。結果が出ました。本日の犠牲者は……』

「誰なんやろな」

「気になるコッコー」

『羊木です』

「も、もふもふ、結局……」

『さあ、話し合いを始めて下さい』

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