応援コメント

17 絵描き」への応援コメント

  • ショーン、まともでいいやつですね。

    作者からの返信

    久納 一湖さま

    読み進めて下さり感謝申し上げます。
    ショーンは良い奴なんですよ。すさんだ時代のすさんだ町にも、彼みたいな人がいることでスノウに救いをあげたかったんです。

  • 指輪を置いて云った時に、やけっぱちな選択をするのではないかと不安でしたが、良い出会いが彼女をほんのいっときでも救ってくれてよかったです…

    出来上がった絵の色が凄く気になります。
    彼の目にはスノウはどう映っていたのかな。

    朝の中、トラムに乗った彼女にどうか朝の光のような希望が訪れますように。

    作者からの返信

    スキマ参魚さま

    お読み下さりありがとうございます……!
    ショーンという人間に救われることで、やけっぱちになったスノウも「清くも汚くもない自分」という自己に気付き、それまで只痛めつけられるだけだった自尊心に何か新しいものが芽生える、そんなエピソードでした。この回はがっつり本編にかかってくる話ではないのですが、希望がそこはかとなく見えて、私も好きな話なんですよね^^

  • 素敵なシーンですね。キャンバスの上で色が踊るシーンを「全てが私になる」と表現しているところが素晴らしかったです。
    スノウという名前から連想されるのは白く清純なイメージですが、描かれたのは様々な色の集合体。恋に翻弄され、甘い気持ちも、嫉妬する気持ちも、悲しみ絶望する気持ちも、好きな人のそばにいたいと焦がれる気持ちも、全て持っているスノウの恋心を表現しているようでしたね。

    作者からの返信

    結月 花さま
    引き続きお読みいただき感謝に堪えません。
    また、結月様こそ素敵な表現でご感想を綴って下さり、うれしいです。スノウだけでなく、全ての人間って白でも黒でもなく、色んな要素が集まった複雑な存在なわけですから……というエピソードですが、そこを汲み取って下さりありがたい限りです。
    また、スノウに寄り添って読み進めていただきありがとうございます。彼女も少しずつ守られるだけの少女ではなくなってきます。どうぞこの先もお楽しみ下さい。

  • ピンと張り詰めたような話が続く中で、この「絵を描かれる」という、しかもそのまま寝てるという、なんとも緩んだ感じが、すごくいいとおもいました。
    なんというか、メリハリというか、絶妙です☆

    作者からの返信

    嶌田あきさま

    ありがとうございます。この話と次話の「少年」は対になるエピソードなのですが、閑話休題、といいますかストーリーから少し離れた2話となっています。それがメリハリになっていたら、とても嬉しく幸いなことです。どうぞ引き続きお楽しみくださいませ。

    編集済
  •  一概に絵といっても、人物画から抽象画まで様々で、そして描写法にも荒っぽいタッチのインパストから点描まで星の数ほどあります。
     そう分かっていても、どうしてもモデルがいる絵というと、私は人物を書くものと想像してしまい、この話で凝り固まった固定概念のような何かを痛感しました。
     正直に言うと抽象画というものはよくわからないものだと思っていたのですが、印象を変えることが出来ました。
     つるよしの様には毎度のことながら感服しております・・・!

    作者からの返信

    𠮷田 要さま

    お読みいただきありがとうございます…。
    酷い目に遭ってきたスノウに、いくらか救いを与えたくてこの話を書きました。
    ちなみにショーンにはモデルがいます。友人の絵描きです。
    そして絵のことですが、実は高校時代の美術で
    「自画像以外で自分を表現した絵を描け」という課題が出たことがありまして。
    そこからこの話を思いついたんです。
    だからショーンとスノウのやりとりはともかく
    結構この話は自分のリアルが染みついたエピソードだったりします。
    感服だなんて仰ってくださり光栄の極みです。
    本当にありがとうございます。どうぞこの先もお楽しみ頂けますよう。

  • 最悪の事態にならなくてよかった。

    いい人に出会えてよかったですね。
    描かれる描写が踊るようで、解放感がありました。

    スノウの心も晴らして、魔法のようですね。

    作者からの返信

    lachs ヤケザケさま

    ここは心情どん底のスノウを追い込む話にはしたくなかったので。
    救いがある展開が書けて自分でもよかったなあと思ってます。
    スノウにも「人間って捨てたものじゃない」って感じさせて
    あげたかったんですよね。
    絵の描写も含めて、ささやかなストーリーですが
    自分でも気に入ってるエピソードです。