企画用レビュー「知的で優雅な遊戯」


英単語のしりとりを通じて憧れの先輩に告白してしまおう。
そう決心した美術部高校生後輩と真面目先輩の一幕です。

これ「しりとりで告白」のアイディア自体は何かの漫画で使われていたの読んだ事が有って初見ではないんですよね。かつて私の所属していた文芸部の後輩が「このエピソードいいですよね」と、やたら周囲に推していたのを覚えています。
ただ、当時の私にはそれの何が良いのかまるで理解できなかったのです。
一生ものの大切な話なんだから、ゲーム中にするなよ。不真面目な奴だな。
普段から無愛想な主人公が、真剣になる場面を描かなきゃ意味ないだろ。
そんな風に思っていました。これを読むまでは。

そうだよね、この告白が成功するにはある条件が必要なんです。
あの漫画で相手が即答できたのも、この条件が整っていたからなんだなって…今頃になってからまさかの大発見でした。

暇つぶしに始めたゲームから、まさかの告白。
それを悪ふざけと捉えられず、きっちり成立させる条件とは何か?
答えを知りたい方は是非!