第6話 龍の森調査1

レッドドラゴンを狩ってから森へ入り何時間かたった頃


「おいアトラ!本当にこっちなのか?」

「多分ね、龍の魔力が濃くなっていってるから中心部へ近づいてるのは確かだよ」

「そうか」


あれからそれぞれ

俺とアーサー

アルベルトとアーネスト

レオとアキレス

この二人組で動いている


「そういえばそろそろ八王集会の季節だな」

「そうだぁ~…やだなぁ~」

「八王筆頭は強制参加だぞ!」

「そうだけどさぁ~」


八王集会とは

1年に一度の集まりで八王の上の位にいる帝…今は白帝だったかなぁ

その人が八王同士の仲を深めるために主催する集まりで

本当にめんどくさい

だって基本俺に繋がってるもん(わからない人は前の話をどうぞ)


「て言うかそろそろ帝も歳だろ?お前と世代交代になると思うんだが?」 

「知ってるよ!だからやなんだよ」

「諦めろ、龍王も認めてるし」

「あのやろー!いつか殺す!」


龍王とはアトラの幼なじみで名前はレンキ・ドラグニル

扱う属性は龍と極

この属性はおいおい説明するとして

こいつは先代龍王の孫でなんか親より強くて祖父の次に龍王になった

龍王と天王、魔王、覇王は欠けることの無い八王だ

本当は獣王がいたんだがその血族を倒してじいちゃんのそのじいちゃんが狼王になりそこから狼王という伝統ができたなんだかんだ言って1000年は続いている

俺は狼王よりも絶王が合っていてなおかつ狼王に必要な伝説狼

(読みはレジェンドウルフと読みます)

がなかったから狼王になれなかったがその代わり母さんよりも強い


「それで、あのじいさんはまだいきれるだろ?」


あのじいさんは白虎だ神獣だ

そうそう死なん


「いや?ただ帝が嫌になったらしい」

「ふざけんな!」


あのじいさんはいつもこうだ!自分勝手だ!

(お前が言えるのか?サイコパ…)

ぬ~し~?(^ω^#)♪

(まずい!ドロン!)

ちっ!逃げた!殺り損ねたか


「これからどうするよ」

「まぁこれか…ついたぞ」

「っ!ここか古龍の住みかは」

「そうみたいだ」

「それでだな、アトラ…後ろにいる度デカイ龍、もしかして…」

「あぁ、もしかしなくても幻龍だな」

「ふざけんな!尾行されてるのに気づかなかったのかよ!」

「いや?気付いてたぞ?」

「なんなら私と念話してたぞ?この人」

「龍がしゃべった!」

「龍王がしゃべるようにこいつも喋るだろ」

「それはそうとお久しぶりですねアトラ様」

「そうだなカラク」

「名前あるのかよ!」

「うるさいですよ」「うるさいぞ」

「誰のせいだよ誰の!」

「お前だよ」「あなたですよ」

「おっおう、そうか…」

「そういえば何でこの時期に黒龍が起きたんだ?」

「なんか狂気を間違えて吸ったみたいで暴れてます」

「いまどこに?」

「知りません、もう一週間経ちますが音信不通です」

「そうか…」

「そういえば今度レンキ様が家に来てほしいといってました

 たまには手を貸せといってました」

「わかった…今度な今度」

「はい」 

「そういえば俺は無視か?」

「………」「………」

「なんかしゃべれよ!」

「グワァァァア!」

「龍の振りするな!」 

「振りも何も私は龍です」

「大丈夫かアーサー?疲れてないか?」

「平気だよ!」 

「そうか…」「そうですか…」

「何で悲しそうなんだよ!」

「「だって…」」

「「いい実験体として使えそうだったから」」

「怖いな!やめろ!」  

「へいへい」「はい…」





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次のsidestoryはPV200位になったら投稿します

お楽しみに

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