就いて学ぶ

私の経験話になってしまうのだけれど、就職してから学ぶ事は膨大な量の情報量がある。それ故に自分の場所じゃないなと思って遠ざけて考えて離職するのは構わないと思う。でもどうして世の中の評価としては非常に低いものに扱われがちだろうと思う。私はビジネスで負けたことはないし、自分のヤレルコトをヤレルダケやってきたつもりでいる。私にはたまたま縁のない会社に就いてしまっただけなのだけれど、それでも勉強したことは数多くある。

大学にいると”計画留年”するとか”浪人”するとか色々な人がいて、色々な立場に立てる。私はたまたまストレートに大学にいってストレートに卒業しただけであって、それが何か特別な意味があるとは思わない。建築学科を終了後、音響の研究にたどり着いているが、これも正攻法ではないだろうと思っている。建築学科では構造力学を専攻したので音とは遠く縁のないところにたどり着いてしまったなぁと思うことはよくある。もともとは高校生の時に”コンサートホールを建てられればいいなぁ”と思ったほんのちょっとの間違いから始まっていて。建築士もとったし、電気工事士の資格も取った。これもすべて電気音響に関わるための資格だろうと思っている。何が間違っていて何が正しいのか。そんな問いが多く寄せられるけれど、答えはない。というのが解なのではないだろうか。高専卒業生とは遠く劣った大学生なのだから、自分流儀で自分の生き方くらい決めたらよいのではないだろうか。自分にそう教えた方は今でも尊敬しているし。自分の生き方を大きく変えてくれた方で、そんな人がいなければそんな人生を歩まなかったかもしれない。

でもまず”この生き方は正しいか?”と必ず自分に聞くようにしている。他人の評価ではなく自己評価をすることから始めてはいかがだろうか。

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