お金のもらい方

人生の大半はお金を稼ぐために生きていることになるのだからお金の使い道もしっかりと考えないと勿体ない。週5で働くのだから働くことに意義を見出すことも大事だけれども使う2日間は5日以上に慎重になる必要がある。5:5くらいを目途に生きていくべきだろう。だから休みの日は全力で遊ぶ。会社にお金を出すことをためらう人がいるが、私はそんなのは大ありだと思う。自分の手足のごとく道具を使うので道具にはお金をためらったことはない。もちろんPCとかはデータの管理の問題があるので持ち込み禁止の会社が大半だろう。(私の会社はMacを買ってくれなかったのでMacは自前のものを使った) 大体建設業となると実費で必要になるものはコンベックス・水平器・レーザー距離計・カメラが挙げられるだろう。もちろんいい会社さんはコンベと水平器はTajima、レーザーはライカ、カメラはオリンパスのtoughが買い与えられるのだろうがこれが他社に行ったときになかなk響いてくる。toughを実費で買った時には上司に”お前、やる気になったな”と言われたのでちまちま上司の評価にも影響が出てくるので用意できるのであれば用意するに越したことはない。どんな業種で働くにせよ、こだわりは持ち続けてほしいと思う。IT業界ならキーボードくらいは自由にさせてくれるのではないか。私はReal Force派なのでその他(HHKB等)はあまり使わない。とはいえ執筆に関して言えば根っからのThinkPad信者なのでこれ以外のキーボードはどうも慣れない。配列が変わるだけでも気になる。コーディングをしているときにバックスラッシュの位置が違うと無性に腹が立つことがある。(日本語でコーディングしている人は”¥”しか使わないだろう) ということでこの前もわざわざDebianを入れるためだけにThinkPadをアメリカから取り寄せた。そんなに高スペックな必要はないのだけれどキーボードだけは譲れないのでやむなし輸入になった。”しぶしぶ”でいいことはないのでお金の出し方も勉強するとよい。

お金のもらい方だが、これは落ちてくるものと思った方がよい。もちろん労働の対価としてお金をもらっているのだが、大半を仕事に費やしていることは今までの話で分かったと思うけれど、お金を稼ぐために働くようになるといよいよだなと私は感じる。稼ぐためにわざわざスーツをテーラーでオートクチュールで仕立てるだろうか。そのために自分を犠牲にしてびた一文出さないで会社でやっていけるのだろうか。お金というのは降ってくるものだから働く意欲には関係しないのが正ではないかと思う。もちろんスーツ・名刺・財布の類は顧客獲得に影響するので贅沢はしないまでもケチっていいことはない。営業をやってるころは車もグチグチ言われたので多分営業車が自前の人は最低限クラウンくらいを買っておくのがいいだろう(革張りでやっすいやつでいい) 営業をやっている頃は顧客を乗せるためにと見えたらしいが実際には一目散に会社から家に帰りたかったのでとにかく馬力のある車を選んだ。今思えばドイツ車だったらもっと速く帰れたのではと感じることが多々ある。そういう私利私欲にまみれているのも会社の面白さじゃないだろうか。ということで5:5というのはあながち間違いではないと思う。時間は制約されるけれど自由に仕事をする。これに尽きると思う。今は研究を生業にしているので研究機材にはお金は惜しまないと誓っている。研究費というのはこれまさに降ってくるものだから(降ってる場所を選ぶ必要はある)使う時も儚く散らしてやろうというのが私の研究におけるお金の使い方のスタンスである。もらい方は様々だからどういうもらい方があってもいいけれど、お金に翻弄され続けるのはやめた方がいい。お金で動く人間になったらおしまいだと思っている。

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