考えたときに一緒に考えること。

昔の私の話になるのだけれど、私は損得勘定で動いていたので何かにつけて利益を欲していた。友達になるのも、テストで頑張るのも一緒。それは利益になるからである。利益にならなければ断ち切るし、感情なんて無駄なモノだと思っていた。今思えば損得勘定で動く愚かさを知らなかった私を殴りたい。基本的には人間はコンピュータのようには行かなくて、損得の0と1のような関係になる可能性ははるかに低い。なので感情論で動けとは言わないけれど多少は許容すべきなのだろうと思う。損得ではないけれど、これをすることで自分にどんな利益があるのかは考えるようにしている。世の中バカにでもできる仕事って本当に少なからずあるけれど、自分がバカならそれをするしかないのもまた事実である。当然物事を経験しないでモノを語るのは馬鹿以外の何物でもないけれど、所詮人は最初はなんでも馬鹿なのである。例えばそう、参考書を手に入れてその物事について勉強をしようとしてみる。それはなぜか。自分がバカだからである。次第にそれは知識となり肥しとなり人生を満喫するいいツールになってくれるに違いない。私は今までHTMLやCSSの勉強をしたことがあるし、実際にサイトの運営もしたことがある。さてではなぜカクヨムを使うのかというとそこにはまだ知らぬPHPという世界があるからである。SQLもわからずにデータをただただ格納し続けるといいことが起きないことは経験上(サーバー管理者だった)わかっている。それに書く事に特化していることはWordPressと変わらないが読むことに特化したサイトというのはあまりない。私の中でカクヨムというサイトはメリットが大きいから。それが私の中での利益になる。それに加えて無料で幅広く発信できるというメリットが存在する。Amazondirectpublishingを5年ほど使っていたのだが最低100円を取らなければならなくて、私は稼ぎなんてどうでもいいタイプの作家なので、デメリットも多くあった。何事にも言えることだが、ひとまず仕事を考えてみよう。何か頼まれたとき自身にメリットがあればYES、メリットがなければNOと言って見よう。最初は何でもやります型がいいというがあれは嘘だ。できることを最大限できる人間になることが成功への近道なのである。

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