繊細で、優しくて、強くて、綺麗

注)簡単なネタバレが含まれております。

連載開始から拝読させて頂いております。
主人公の「核」と言える「暗殺」が、やり直しによって簡単に反省するのではなく、「今度は上手く殺る」と考え直すのがとても好きです。
そもそも殺そうと考えるまでの感情が、記憶を持ったやり直しで消えるわけが無いんですよね。ヴィーラの誇りも、強さも、全てそこに結びついているのが読んでいてとてもつらいのですが、なお美しく感じられます。
フェアリッテが芯から善良な気質であるのも面白いです。クシェルがヴィーラを厭う理由も、ヴィーラに降りそそぐ悪意にも、必ずなにか理由があるのが、そこに生きている人達の物語を覗かせて頂いているようで、毎回ドキドキさせられます。
更新がとても楽しみな作品です。これからも応援しております。

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再生悪女の暗殺計画