作品のテーマ

 私はいつも長編作品を書く上で、伝えたいテーマを二つ考えるようにしています。一つではストーリーが簡潔過ぎる気がするし、あまり多いと伏線が回収しきれなくて自分が苦しむからです。


 初投稿作のテーマは共依存と復讐、その次は初恋と成長、その次は差別と復讐の連鎖、次は機能不全家族と恋から愛への移り変わりといった感じです。


 こうして見ると、テーマが重いものばかりだなと思います。本当に謎です。


 短編の方は、長編にしようかと思ったけど書ききる自信がないものを供養のためにコンパクトにしたものが多いかもしれません。


 一つはミステリーにしようと思ってプロットを考えたのですが、サイコパスとヤンデレしか出てこない恐ろしい物語になったので、精神的な問題で断念しました。


 何故か私が書く物語は残念な人たちばかりになってしまいます。私は好きなのですが。


 人というのは間違えながら、後悔を抱えながらも前に進む。不器用でも一所懸命な人が私は好きです。


 これからもそんな人たちを描けたらいいなあと思います。

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