「ラブ」ストーリー

ジブラルタル冬休み

ステキな出逢い!そして、別れ…。

「いっけなーい!恥骨恥骨!」

私、中島夢香!恥骨を骨折しちゃった!痛くて咥えてたトーストを落としちゃった!これじゃイケメンじゃなくてトースト目当ての蟻にモテちゃう!私のことなんかどうでも良いのね!?貴方!

「あ、あの。…大丈夫ですか?」

そこに立っていたのは、迷惑系ゆーちゅーばーと同じ特徴を兼ね備えた池麺さんだった。

「あら、池麺さん。ごきげんよう」

恥骨が治っていたので、私は徐に立ち上がった。骨折が治るなんて。うっかり3ヶ月も蹲ってしまっていたのね。

池麺さんは「小池麺や」の店主で、本当は小松さんと言うのだけれど、みんな店名から「池麺さん」と呼んでいるの。

「おや、三ヶ月も座っていたから、すっかりトーストにカビが生えてますよ」

「ほんとだわ」

アハハハハハハハハハハ。アハハハハハハハハハハ。なんて楽しいの。まるでこの人といると、そよ風になったみたい。そよそよ。…あらっ?もう消えてしまったわ。私って儚いのね。そよ風になんてなるんじゃなかったわ。

池麺さんが消えた私を探しているわ。いなくなった私に混乱してリスカしてる。アハハハハハハハハハハ。メンヘラみたいね。

…あれ?ちょっと待って。ってことは私はどこから彼をみているのかしら?視点がわからなくなってきたわ。あら?流石に話がややこしくなることを危惧して作者が肉体をくれたわ。


私生まれ変わるの…。


「あ、いた。良かった」

池麺さんが突然私の方に右足を差し出したわ。池麺さんが突然私の方に左足を差し出したわ。コレを繰り返している…コレが歩行ね。ためになるわあ。

「私も良かったわ」

「何が?」

理解力のない男ね。理解力がない上に顔面も汚いなんて。え?池麺さんが不細工だってことを知らなかったって?騙すなって?騙してないわ。私は彼が池麺さんと呼ばれてる所以しか言ってないもの、適当な想像をした貴方が悪いわ。なによう!!やるのお!?ばぁーか!ばぁー

「ーーーか!」

「中島さん、声、出てます。心の声」

あら?本当だわ!

「どうもありがとう。おかげで助…ん?」

「どうされましたか?」

「何故今のが心の声だってわかったの?…もしかして、あなたわたしの心が読めるの?」

「バレたか。消すしかないな」


夢香の目の前が真っ暗になった。


「いっけなーい!恥骨恥骨!」

私、中島夢香!恥骨を骨折しちゃった!痛くて咥えてたトーストを落としちゃった!これじゃイケメンじゃなくてトースト目当ての蟻にモテちゃう!私のことなんかどうでも良いのね!?貴方!

「あ、あの。…大丈夫ですか?」

そこに立っていたのは、迷惑系ゆーちゅーばーと同じ特徴を兼ね備えた池麺さんだった。

「あら、池麺さん。ごきげんよう」

恥骨が治っていたので、私は徐に立ち上がった。骨折が治るなんて。うっかり3ヶ月も蹲ってしまっていたのね。

池麺さんは「小池麺や」の店主で、本当は小松さんと言うのだけれど、みんな店名から「池麺さん」と呼んでいるの。

「おや、三ヶ月も座っていたから、すっかりトーストにカビが生えてますよ」

「ほんとだわ」

アハハハハハハハハハハ。アハハハハハハハハハハ。なんて楽しいの。まるでこの人といると、そよ風になったみたい。そよそよ。…あらっ?もう消えてしまったわ。私って儚いのね。そよ風になんてなるんじゃなかったわ。

池麺さんが消えた私を探しているわ。いなくなった私に混乱してリスカしてる。アハハハハハハハハハハ。メンヘラみたいね。

…あれ?ちょっと待って。ってことは私はどこから彼をみているのかしら?視点がわからなくなってきたわ。あら?流石に話がややこしくなることを危惧して作者が肉体をくれたわ。


私生まれ変わるの…。


「あ、いた。良かった」

池麺さんが突然私の方に右足を差し出したわ。池麺さんが突然私の方に左足を差し出したわ。コレを繰り返している…コレが歩行ね。ためになるわあ。

「私も良かったわ」

「何が?」

理解力のない男ね。理解力がない上に顔面も汚いなんて。え?池麺さんが不細工だってことを知らなかったって?騙すなって?騙してないわ。私は彼が池麺さんと呼ばれてる所以しか言ってないもの、適当な想像をした貴方が悪いわ。なによう!!やるのお!?ばぁーか!ばぁー

「ーーーか!」

「中島さん、声、出てます。心の声」

あら?本当だわ!

「どうもありがとう。おかげで助…ん?」

「どうされましたか?」

「何故今のが心の声だってわかったの?…もしかして、あなたわたしの心が読めるの?」

「バレたか。消すしかないな」


夢香の目の前が真っ暗になった。


「いっけなーい!恥骨恥骨!」

私、中島夢香!恥骨を骨折しちゃった!痛くて咥えてたトーストを落としちゃった!これじゃイケメンじゃなくてトースト目当ての蟻にモテちゃう!私のことなんかどうでも良いのね!?貴方!

「あ、あの。…大丈夫ですか?」

そこに立っていたのは、迷惑系ゆーちゅーばーと同じ特徴を兼ね備えた池麺さんだった。

「あら、池麺さん。ごきげんよう」

恥骨が治っていたので、私は徐に立ち上がった。骨折が治るなんて。うっかり3ヶ月も蹲ってしまっていたのね。

池麺さんは「小池麺や」の店主で、本当は小松さんと言うのだけれど、みんな店名から「池麺さん」と呼んでいるの。

「おや、三ヶ月も座っていたから、すっかりトーストにカビが生えてますよ」

「ほんとだわ」

アハハハハハハハハハハ。アハハハハハハハハハハ。なんて楽しいの。まるでこの人といると、そよ風になったみたい。そよそよ。…あらっ?もう消えてしまったわ。私って儚いのね。そよ風になんてなるんじゃなかったわ。

池麺さんが消えた私を探しているわ。いなくなった私に混乱してリスカしてる。アハハハハハハハハハハ。メンヘラみたいね。

…あれ?ちょっと待って。ってことは私はどこから彼をみているのかしら?視点がわからなくなってきたわ。あら?流石に話がややこしくなることを危惧して作者が肉体をくれたわ。


私生まれ変わるの…。


「あ、いた。良かった」

池麺さんが突然私の方に右足を差し出したわ。池麺さんが突然私の方に左足を差し出したわ。コレを繰り返している…コレが歩行ね。ためになるわあ。

「私も良かったわ」

「何が?」

理解力のない男ね。理解力がない上に顔面も汚いなんて。え?池麺さんが不細工だってことを知らなかったって?騙すなって?騙してないわ。私は彼が池麺さんと呼ばれてる所以しか言ってないもの、適当な想像をした貴方が悪いわ。なによう!!やるのお!?ばぁーか!ばぁー

「ーーーか!」

「中島さん、声、出てます。心の声」

あら?本当だわ!

「どうもありがとう。おかげで助…ん?」

「どうされましたか?」

「何故今のが心の声だってわかったの?…もしかして、あなたわたしの心が読めるの?」

「バレたか。消すしかないな「もうその手には引っかからないわよぉおぉぉぉぉ」


ようやく、ループから抜け出したわ。

私は探すの、結婚相手。

もう結婚してるけどね。

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