第6話 内政干渉

素の詩 Something dropped 作者 小鷹 りく

    第26話 敵


 下記詩を受けて作った詩になています。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054921997703/episodes/1177354055020159345




同じでないと落ち着かない。

同じでないと許せない。

違いを探し回っては排除する。


独りは良い、干渉かんしょうもされないし、干渉かんしょうもしない、実に過ごしやすい。

でもさげすまれ、おとしめられるのは許せないし、耐えられない。

だから遅れない様に、一生懸命いっしょうけんめい追いかけた。


何かが可笑おかしい。

冷静に、統計的に考えよう。


“人”と言うカテゴリーの中で、何かを出来る環境や人間は、標準偏差の端っこにいる特異とくいな者達だ。

“人”と言うカテゴリーは、“他の生き物”同様に、均一で全く同じと言う事はない。


選べないのは可笑おかしい。

冷静に、選択肢を考えよう。


何かをする事、何もしない事、“1”or“0”、何方どちらも選べる。

これを非難する者は、自己が利益を得ようと検閲けんえつ官を派遣する。

外交官なら話も聞こう。


しかし検閲けんえつ官は受け入れられない。

内政ないせい干渉かんしょうだ。

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