ウィッチカフェ

買い出し最終日！

定休日編、最終日です！最終日は、街のスーパーで食材の買い出しです！

新しいメニューも考えないといけないので、たくさんの食材を買わないといけないです。

でも、それも楽しみの一つですね！

「葵ちゃん、手大丈夫？」

「な、何とか……。結構重たいですけど……」

「そ、そうだよね……」

手伝いたい気持ちは山々だけど、私も荷物を持っているから手伝えない……。

いや、何かいい魔法があったはず。確か……。

「葵ちゃん、荷物を前に出してくれる？」

「荷物をですか？わかりました」

葵ちゃんに持っている荷物を前に突き出してもらい、私はその荷物に向かって詠唱を唱えた。

「どう？軽くなった？」

「え、えっと……。さらに重くなりました」

かける魔法を間違えてしまったらしい。魔女にもこんなミスはあります。

その後、魔法をかけなおし、事は解決した。

ちなみに、どんな魔法かと言うと、荷物に羽を生やし、自分で飛んでもらうという魔法だ。

「サテラさん、こんな魔法あるならさっき言ってくださいよ！」

「ごめんね。さっきのタイミングでは思いつかなかったんだよ」

そんな話をしていると、最後の目的地、スーパーに到着した。

足りなくなった食材はそこまで多くないけれど、一つのものを結構な量を買わなければいけないので大変だ。

「それじゃ、買い物始めようか！」

「はい！」

足りなくなった食材がそこまで多くないとは言ったけれど、お店をやっている以上、普通の主婦さんが買い物するような量ではない。

ちなみに、何故業者の人に頼んでいないかと言うと、これも楽しみかなという事で頼んでいない！

しかし、最近はありがたいことにお店に来てくださる方も増えたので、業者の方に頼まざる負えない気がしている。

かれこれ２時間ほど買い物をし、私と葵ちゃんは帰路に就いた。

今日買った食材で珍しかったものと言えばドラゴンフルーツだ。

人間界ではよく見るらしいけれど、こっちの世界では貴重食材なのだ。

そんな貴重食材、ドラゴンフルーツを１０個ほど購入し、限定メニューを作ろうと思っている！

「今日はいろいろ連れ回しちゃってごめんね」

「いえいえ。全然大丈夫です！それに、いろいろなお店を知れて楽しかったです」

「また来ようね」

「はい！」

と、本日のウィッチカフェはここまで。

買いだし編、お付き合い頂きありがとうございました！明日もお休みで、明後日から営業再開しますので、また足を運んでくださいね！

それでは、良い夢を🌙