安定した作品でストレスは殆どないから読みやすいと思う。
主人公は極力個性を排除した知識持ち半分舞台装置と言った扱いなので、
そこらへんはやっぱり好みが分かれることになると思う。
どうしても違和感が酷かったのは嫁周り。
子供をガンガン生む当たり嫁ってわけでもないのに側室取ってないし、
何より違和感が大きいのが周りの家臣の反応。
主人公は元の地位が低いのと現代知識のせいで嫁さんとか一人入ればいいやってスタンスなのでそっちはいいですけど、
こんな優れた主を前にして戦国脳な家臣が子供増やそうとしないのはちょっとありえないレベルで違和感の塊でした。
頭戦国な他の家も婚姻外交を仕掛けてくる相手がいないのもなんかなーってなる。
どこかで周りが勧めてこなくなるような事件だったり結婚関係のイベントは消化しといたほうが良かったんじゃないかなぁ?
天変地異で一旦文明が失われた世界。
そこに過去の文明の知識を得た主人公が、文明の発展を目指し、戦国の世を統一、平定していくストーリーです。
よくありがちな主人公が特別強くて無双するといった話ではなく、得た知識を使って戦に勝ち、国を豊かにしていきます。
知識チートと言えばそれまでですが、今ある技術やその底上げをしながら、徐々に国を築いていく流れは無理なく話が進むので、違和感もなくストーリーにのめり込めます。
主人公が頭角を出していく展開やカリスマ性に、読んでるこちらまで引き込まれます。
また、味方や敵などの脇を固めるキャラクターも魅力的で、話に深みが増し、本当に面白いです。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度読んで欲しいですね!
これからの展開もすごく楽しみなので、次回更新も心待ちにしています。