こころ

立場

先日、同僚のk君が利用者さんを骨折させた。

イラッとした。

虐待だと思った。知識が無い、技術がないのも時に虐待だ。

と私は思う。

でも、k君は依頼その利用者と関われていない。

加害者である彼も傷ついている。

わざとじゃ無いし、あくまでも意図して骨折させた訳では無いだろう。

加害者と被害者どちらも傷ついていると思った。

私自身も2ヶ月前に利用者さんに左の人差し指をかまれてしまった。

その利用者のＹさんは、人見知りでやっとラポートが築けて、私からの食事を快く食べてくれるようになっていた。

食事後の口腔ケアで思わず噛まれてしまった。

噛反射のある方で、本人もビックリして力が抜けなくなり、1分以上噛まれ続けてしまった。

無理に抜く方が危険だと知っていたので、、

ただ痛みで気が遠くなりそうになり、私は助けを求めて口を開けて貰った。

未だに左人差し指の異常感覚がある。

Ｙさんは理解が良い方で、とても繊細な人だから私を怪我させたことは認識している。

だから、他のスタッフには私が怪我をしたことを大袈裟にしないでほしいと伝えた。

でも、Ｙさんがその事を気にしているのでは無いかと思うと少し気が咎めて、関わることが怖かった。

被害者と加害者どちらも気が咎めるものでは無いかと思う。

k君が骨折させてしまった利用者さんももしかしたら、最近k君きてくれないなぁ。

わざとじゃ無いのわかってるのに、何か寂しいなぁって

思ってるじゃ無いかなぁって、私は思ってしまう。

上手く表現出来ないし、伝える力が弱いかもだけど

そんなきがしてるんだよね。

k君の悪気のなさは、他の場面からもわかるしね。

素直に気持ち伝えたらいいのに、謝っちゃえばいいのにって、思うなぁ