第3話 パン屋開店 二日目①

セレナは目が覚めると起き上がることにするのです。。

起き上がるとセレナはお店に向かう事にした。

お店の前に着くとシャッターに落書きをされていた。

「一体誰の仕業かしらね」

セレナはバケツに水を入れると雑巾を水に濡らして

落書きを擦って消していく。

なかなか消えないのでイライラしているセレナがいます。

イライラしながらも全部落書きが消えた。

シャッターを上げると開店準備を始める。

開店準備を始めると一人の男性がお店の前でうろうろしている。

セレナは声をかける事にしたのだった。


「何をしているのかしら?」

男性はこちらに気づくと

「あの、すいません、落書きをしたのは俺です」

落書きした張本人が出てくるなんていい度胸しているわね。

「素直はいいけれど、悪い事は許されないわよ」

「ご、ごめんなさい……」

男性は謝っているがどこか様子が変だ。

気にするのはやめましょう。

男性にご注意をしてあげた。

セレナは男性を許すことにしたのだった。

男性は走ってどこかへ行ってしまった。

セレナは開店準備ができたらお店の営業を開始したのだった。

「営業しています、どうぞお気軽に来て下さい」

何をしているんだろうね、セレナ。


セレナはお店の中に戻る事にした。

戻ると一人の男性が来ている。

何をしているのだろうと見ていると男性はパンを持って

店の外に出て行ってしまった。

これはもしかして万引きじゃない。

セレナはすぐ男性を追いかけることにした。

男性の足が速い。

セレナも必死に走って追いかけているけど、なかなか追いつかない。

どうすればいいのよ……。

セレナは困っていると逃げていた男性がこちらに戻ってきた。

男性はパンを返してきた。

パンを見ると何もおかしなとこはない。


セレナは急いでお店に戻るとお店の中を見回す。

特に変わったとこはないようだった。

パンもみんなしっかりとあるようだしね。

セレナは店主としてしっかりとしないといけないわね。

これからどうしようかな。

街の掲示板でも覗いてみようかな。

覗くと……落書きした男性をセレナが注意するところが動画で流れていた。

内容文を見ると……この店主は何もしてない人をご注意すると書かれている。

それにここのパン屋はぼったくりとも書かれていた。

パンのお値段は高いかもしれないけど、何もしてない人をご注意するって

事実とは違うじゃない。

セレナはすぐに街の掲示板に投稿する事に決めた。

今朝起きた事を書けばいいのね。

タイトルはシャッターに落書きで本文は落書きした男性が謝罪をしに来たので

セレナ、店主がしっかりとご注意をしただけですと書いて投稿をした。

これで問題ないわね。


そうするとすぐにセレナが投稿した記事に反応した人がいる。

本文はあなたがした事は許されることじゃないと書かれてあった。

ご注意する事がいけないって言うのね。

最近のお客さんは事実じゃない事を街の掲示板に投稿するのね。

こうなったらセレナが本当の悪さというのを見せてあげるわ。

セレナはまた街の掲示板に投稿することを決めた。

タイトルにセレナを舐めると痛い目見ると書いて

本文には落書きした男性に告ぐ、こんな事をしていると警察にご報告しますと

書いて投稿した。

すぐに食いついてきた。

本文を見ると……動画を載せてごめんなさいというのと事実じゃない事も書きましたと

書いてあった。

しばらくするとセレナに関する記事が削除されていた。

これで一安心ね。

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