第6話 本物の坂本龍馬?!②

 私が見た写真よりも凛々しくて、時折、純真無垢な子供のように微笑んだ表情は、誰もが思い描いていた以上の人懐っこさを醸し出している。また熱が上がって来たのではないかと思うほど、自分でも顔が真っ赤になっていることが手に取るように分かった。

 半ば有頂天状態のなか、今度は近藤さんが龍馬さんとお凛さんを交互に見ながら言う。

「龍馬さん、こちらがいつも話しちょった女将の、お凛さんじゃ」

「藍井凛どす。これからよろしゅうに」

「こちらこそ、よろしく頼むぜよ! 長次郎のゆうちょった通り、別嬪さんじゃのう」


(ちょうじろう……。と、いうことは、もう一人は近藤長次郎さん?! あの、饅頭屋の)


 詳しいことは分からないけれど、坂本龍馬と仲が良く、土佐商家の息子で自らも饅頭を売り歩いていたことから “ 饅頭屋長次郎 ” と、言われていたらしい。はじめは、どういう訳か、苗字が無かったからだとされているが、あの幕末の外様大名で、土佐藩主である山内容堂からも、その才能を認められていたのだとか。

 私だけが未だに消化しきれず、お盆を握りしめている手に自然と力が入ってしまう。ふと、また龍馬さんと目が合い、

「で、そっちの子はお凛さんの娘さんかえ?」

「いいえ。今日からしばらくの間、うちんとこで働いてくれることになったでな。お向かいの枡屋さんとこに居候してはるんどす」

「枡屋さん? そいつは、枡屋喜右衛門さんのことかえ?」

「そうどすけど、何か?」

「いんや、なんちゃぁないちや」

 お凛さんの言葉に少し顔を曇らせ、互いに見合う龍馬さんと長次郎さんが気になり、これまで浮かれていた気分が一気に冷めてゆくのを感じた。思わず、枡屋さんのことを知っているのかと尋ねてしまってから、はたと気づく。


(仮に枡屋さんが、あの古高俊太郎だとして。二人に共通点ってあったかな?)


 と、そんなふうに思っていると、龍馬さんが苦笑を浮かべながら言った。

「わしはよう知らんけんど、友人が世話になっちゅう。そうかえ、枡屋はこの向いにあったがかえ」

 立ち上がり、片手で暖簾を捲って枡屋のある方を見つめる龍馬さんに続いて、今度はお凛さんが、「つい話し込んでしもたわ」と、可愛く微笑んで、厨房へと戻ってゆく。私もそれに続かなければと、名残惜しげにその場を後にしようとした。途端、龍馬さんに呼び止められた。

「そういやぁ、おまさんの名は何てゆうがや?」

「あ、私は寺島京香と言います」

 尋ねられるまま素直に答えると、龍馬さんは柔和に微笑みながらまた椅子に座り直し、

「どない字を書くがじゃ?」

「えっと、京都の京に、お香の香です」

「京香かえ。女子らしい、えい名じゃのう」

 あの、坂本龍馬と会話している。と、いう現実を前に嬉しさが込み上げて来る。

 格好よくて、優しそうで、長身で。おまけに噂通りの人を引き付けるユニークなトークとくれば、好きにならない女性はいないだろうと改めて思ってしまう。しかも、この人は日本の行く末を考え、変わる切っ掛けを次々と生み出してゆくのだ。

 もっと、二人の話を聞いていたい衝動に駆られながらも、お凛さんの私を呼ぶ声に答えて、私は急いで厨房へと戻った。次いで、出来上がったお茶と団子をお盆に乗せ、再び彼らの元へと戻る。

 彼らの嬉しそうな笑顔につられて、テーブルに置いていくと、龍馬さんは手と手を合わせ、「いただきます」と、礼儀正しく言ってから湯呑を手にゆっくりとお茶をすすった。

「美味い! こりゃあ落ち着くのぉ……」

 次いで、皿を持って爪楊枝でつつくようにして口元へと運んでいく。また、「美味い!」と、言ってお団子を食べている龍馬さんの口元には、きな粉がついてしまっていて、それを長次郎さんが窘めながら、襟元から小さめの手拭いを龍馬さんに差し出した。

「こうゆうんが女心を擽るんじゃろうか? わしにはよう分からんけんど」

「ははは、すまんちや」

 そう言いながら、手拭いを受け取り、口元を拭う龍馬さんの照れたような顔は確かに、女心というよりも母性本能を擽るのかもしれない。かく言う私も、龍馬さんのペースにすっかりハマってしまっている。

 そんな彼らを横目に、やって来たお客さんを空いている席へと誘い、注文を受けてから、お凛さんの待つ厨房へと向かう。

 それを繰り返しているうちに、何となく気怠さを感じて座り込む私を気遣ってか、お凛さんから労いの言葉を貰って、私は未だ話し込んでいる龍馬さんたちにも挨拶をし、名残惜しげに店を後にしたのだった。



 枡屋に戻ると、すぐに女中さんが部屋に布団を敷いてくれて、脱いだ着物を丁寧に畳んでくれた。その人は、太田遥おおたようさんと言い、歳は二十代後半くらいだろうか。ふくよかな優しい印象で、昨日から、誰よりも私に寄り添っていろいろ教えてくれている。

「すみません。横になるほどではないんですけど」

「気にせんといて。旦那さんから、あんさんの面倒を看るように言われとるゆうのもあるんやけど、どことなくウチの妹に似ててな」

「妹さんに、私がですか?」

 お遥さんは小さく頷くと、上体を起こしたままの私の足元に布団を掛けながら妹さんの、晴乃さんのことを話してくれた。

 大阪で生まれ育ったお二人は、これまでに奉公先を転々として来たらしい。そして、なんと、さっき枡屋さんが言っていた中村隼人という男性と春乃さんは恋仲なのだという。

「えっ!?」

「そないに驚かれるとは思わへんかったわ」

「すみません、さっき枡屋さんから中村さんの話を聞いたばかりだったので……」

 少し呆気に取られたように私を見るお遥さんに、苦笑を返す。

 お二人が枡屋ここに辿り着いた時、枡屋さんと行動を共にしていた中村さんと知り合い、だんだんと距離を縮めていったという。

 春乃さんと中村さんはどちらからともなく想いを寄せるようになったらしく、片時も離れたくないという思いから、晴乃さんは、下関へ向かうという中村さんに着いてゆくことにしたのだそうだ。

「あの子は幼い頃から体が弱かったから、その話を聞いた時は、素直に賛成出来ひんかったんやけど。隼人くんからもお願いされてしもてね」

「それは心配ですね」

「何の便りも無いゆうことは、元気にしとる証拠やけどな。いやだ、なんやろ。つい話し込んでしもたわ」

 そろそろお使いに行かんと。と、言って私に微笑むと、お遥さんはゆっくりと立ち上がった。ふと、お遥さんならば聞ける気がして部屋を去ろうとしていた彼女を呼び止めた。

「あの、お遥さん」

「なんどす?」

「ちょっと言いにくいんですけど……。その、もうじき生理が来そうで」

「せいり? それは何どっしゃろ」

「え……」

 もしかして、この頃はまだ生理という言葉では無かった? そう思い、思い浮かぶ言葉を口にしてみるも、全て通じない。


(どうしよう。この時代では何て言うんだろう?)


 と、そんなことを考えていた。その時、お遥さんはパッと顔を明るくして、「分かった! お馬さんどっしゃろ」と、言って微笑んだ。

「お、おうまさん?!」

 答える私に微笑んだまま、「今すぐ持ってくる」と、部屋を後にするお遥さんにただ、お願いします。と、小さく返しただけ……。

「お馬さんって……どういうことなんだろう。凄いドキドキするなぁ」

 それから、しばらくして戻って来たお遥さんから、受け取った品々に目を丸くしてしまった。何故なら、褌のようなものの上に大量の綿と海綿が乗せられていたから。

「こ、これは?」

「これはって、皆使うやろ?」

「そ、そう……ですよねぇ」


(これ、どうやって使うのぉぉ??)


 思わず、乾いた笑いが零れてしまう。

 不思議がるお遥さんに、恥を忍んで使い方を教えて貰った結果、なんと綿を太めのこより状態にしたものや、海綿をアノ部分に押し込み、その上から褌を身に着けるというのだ。

「着物の時といい、今回の件といい。あんさん、今までどないな生活してはったん?」

「あ、あはは……」

 呆れ顔のお遥さんに笑って誤魔化すことしか出来ない。でも、一番の難関である生理について解決出来たことに安堵したのだった。



 夕刻。

 早めの夕餉を終え、お風呂を沸かす当番となった沖田さんを手伝いながら、お互いに今日一日の出来事を話していた。

 これも、また女中さんから教わったのだけれど、思っていた以上に重労働だった。釜戸の上に作られた小さめの五右衛門風呂を沸かす方法は、浴槽に沸かしたお湯や水を張り、釜戸に火を点けて沸かすというもの。ほとんどの人が銭湯へ通うなか、脱衣所も同じ場所にあり、一人ずつしか入れないので時間が掛かるのだけれど、湯につかれるだけでも幸せだと思う。

「それは良かったですね。僕も会いたかったなぁ、坂本龍馬に」

 そう言うと、沖田さんは太めの薪を一本燃べ、筒のようなもので釜戸の火に息を吹きかけた。

 私が坂本龍馬と近藤長次郎に会っていた頃、沖田さんは三条近辺を見廻り中に不思議なものを見かけたという。

「誰が何の為に置いたのかは分からないのだけれど」

「そんなものが……」

 三条河原に木製の首が三体晒されていたそうで、それらの隣には右から足利尊氏、義詮、義満と書かれた紙が貼られた板が立て掛けられていたらしい。

「足利尊氏は知っていますけど、他の二人はよく分からなかったので、周りの人に聞いてみたところ、それぞれが室町時代の将軍だということでした」

「室町時代の将軍……」

 室町時代がこの江戸時代からどれだけ遡るのか、私も沖田さんも分からなかったけれど、木像とはいえ、幕府に属していた将軍の首が晒されていたということは、攘夷を遂行しようとしている過激派浪士たちの仕業なのではないだろうか。

「それに、土方さんも言っていたのですが、不逞浪士ふていろうしって言うんですか? 彼らを追いかける奉行所の人達の姿をよく目にしました。本当に今、京都は危険な町のようです」

「やっぱり、そうなんですね」

 だから、浪士組が今の将軍様の警護の為に、江戸からやって来ることになったのだけれど、自分がその危険な場所にいるということへの恐怖感を改めて感じさせられる。

「沖田さんも、気を付けて下さいね」

「え、あ……はい」

 一瞬の間。次いで、すぐにいつものように私に笑いかけてくれる沖田さんに微笑んだ。

 脱衣所に置かれた刀は、一刀でさえとても重い。それを二刀携えていることへの体力的な負担も然る事乍ら、沖田さんと土方さんの、胸中を考えると自然と顔が強張ってしまう。

 文久三年といえば、浪士組が壬生浪士組として活躍する以外にも、坂本龍馬が勝海舟の下、海軍操練所に属したり、薩摩とイギリスとの戦争や八月十八日の政変など。世を騒がせた事件が次々と起こってしまうはずなのだ。

 そんな私の心情を知ってか知らずか、沖田さんはまた柔和に囁くように言った。

「さすがに、真剣は扱ったことがないから戸惑いは否めませんが……僕も土方さんも、峰打ちの稽古を受けていたので、なるべく斬らずに済めばと思っています」


(……っ……)


「でも、もしも自分の命が危険に晒されたら……その時は、相手を斬ってしまうかもしれない」

 何よりも、自分の大切な人を守る為なら躊躇わないだろうな。そう言って、また釜戸に息を吹きかける沖田さんの横顔が苦しげに歪む。


(……沖田さん)


 大切な人を守る。

 今まで、こんなにも真剣に考えたことがあっただろうか。いや、ここまでの想いを抱えたことは無かった。沖田さんや土方さんは勿論、こちらに来てから知り合った人達も、私にとってはみんな大切な存在であり、守りたい人となる。これからも、守りたい人は増えてゆくだろう。

「これが、僕らが受け止めなければならない現実なら、覚悟を決めなければ。幕末時代ここで生きていく為に……」

 釜戸の火を見つめたまま囁く沖田さんの、悲しげな横顔。何か声を掛けたくても、何をどう言えばいいのか言葉が出て来ない。

 短くも長い沈黙。

 沖田さんは何かを吹っ切るようにして微笑み、私を見つめた。

「なんて、普通に生活していればそんなこと考えなくても済むんですけどね。何となく、そんな日が来るような気がして」

「……そう、ですね」

「でも、前にも伝えた通り。京香さんのことは、僕らが必ず守るので安心して下さい」

 この時代にタイムスリップした意味を考えるならば、同じ日本人として何かをせずにはいられないだろう。そう、言われたような気がして私はすぐに頷き、同じ想いであることを伝えた。



 お風呂を済ませた後、私たちは帰宅した枡屋さんの部屋に呼ばれ、お土産を頂いた。

 それは、鯖の背わたの塩辛で、塩辛自体を受け付けない私は遠慮してしまったのだけれど、土方さんと沖田さんは、枡屋さんの晩酌に付き合いながら食している。

 まず、店に坂本龍馬と近藤長次郎が訪れた時のことを話すと、枡屋さんは少し訝しげに眉を顰めた。

「坂本はんらが?」

「……知り合いなんですか?」

 何となく聞きづらかった。龍馬さんも、枡屋さんの名前を聞いた時、同じような反応をしていたから。

 それでも、そんな私の問いかけに枡屋さんは、一つ頷いて、龍馬さんとの関係を分かりやすく説明してくれた。

 龍馬さんも言っていた通り、直接の面識はないものの。龍馬さんの友人の一人である望月亀弥太もちずきかめやたという人とは何度か会ったことがあり、同じ攘夷派として話が合うのだそうだ。


(望月亀弥太って、知ってる。土佐藩士で龍馬さんと一緒に海軍操練所に入り、確か池田屋事件の時に新選組と斬り合って亡くなった人。)


「坂本はんの噂は聞いといやした。何でも、攘夷派でありながら今や、海軍に協力を求めとるとか。倫理は分からんでもないが、望月はんもそのどっちつかずな態度に煮え切れへんようやった」


(……なるほど。意見の相違が原因だったんだ)


「今、京は未曽有の危機に陥っとるとゆうても過言やない。そのような時に外国と手を組む? それだけは天地がひっくり返っても有り得へんことや」

 いつものように微笑みながら話しているが、枡屋さんの目は笑ってはいなかった。龍馬さんの考えは解るけれど、自分は賛成できない。そう、言っている気がした。

「それはさておき、不逞な輩が増えつつあるゆうことは知っといやしたが、昨日に引き続き今日も町は騒然としとったようやね」

「ああ。いったい、どうなってんだこの町は」

 お猪口を左手に徳利を傾けながら話す枡屋さんに、土方さんが問いかける。と、枡屋さんはそれを飲み干し、真向いに胡坐をかいている土方さんへと徳利を差し出した。

「ほんに、どないなってしまうんやろね」

「あんたは知らないのか?」

 受け取って、手酌でお酒を飲む土方さんに向けられた枡屋さんの、鋭い眼差し。それは一瞬だったけれど、見逃さなかった。

「知る由もない。知っとることといえば、会津藩が幕府にくみするようになったゆうことくらいや。何故なにゆえ幕府の肩を持つんやと、商人らは皆、ゆうとりますけど」

「会津藩が?!」

 思わず、会津藩という言葉に食いついてしまう。


(ということは、会津藩主である松平容保まつだいらかたもりが町奉行になっている?)


「会津藩がどうかしたんどすか?」

「い、いいえ。何でもないです」

 私はまた小首を傾げる枡屋さんに俯きながら答えた。その時、目前にすっと徳利を持つ土方さんの手が映り込んだ。

「せっかくだ、注いでくれないか」

「あ、気が付かなくてすみません!」

 徳利を受け取り、まずは土方さんのお猪口へ注ぎ、その隣で胡坐をかいている沖田さんにも同様に徳利を傾ける。

「どうぞ」

「ありがとう。だけど、どうして会津藩が幕府の配下に?」

「わてもよう知らんのやけど、守護職ゆうんは京の治安が悪化してから結成されたと聞いといやす。何やら、“ 徳川家が危機に陥った時は尽力する ” ゆう、約束事があるようなんどす」

 沖田さんから尋ねられ、答える枡屋さんにもお酌をしながら、私は一生懸命考えていた。もう既に、浪士組は壬生村に到着しているのではないかと。


(二月の何日に壬生村へ到着したんだっけ?うーん、思い出せない。でも、今日はもう24日だから到着している可能性は高い。)


「また何か考えてはるようやね」

「え、あ……すみません」

 また美味しそうに飲み干す枡屋さんの、気持ち良さそうな吐息を間近に聞きながら、再び酌をしようとして、その口を塞がれる。

「今宵はこんくらいで。それよりも、あんさんはもう寝た方がええ。治りかけが肝心やさかい」

 持っていた徳利をそっと奪われ、塩辛を頬張っている土方さんと、その隣で少しほろ酔い気分の沖田さんにもお休みの挨拶をして、私は名残惜しげに枡屋さんの部屋を後にしたのだった。



 自分の部屋へ戻ってからも、なかなか寝付けずにいた。枕元の行燈の灯りを見つめながら、今日一日の出来事が走馬灯のように浮かんでは消えていく。

 私の知っている史実が正しければ、坂本龍馬は今、勝海舟と共に海軍の必要性を説いて回っている最中であり、将軍・家茂公が、もうじき上洛して来ることになっている。その際、ヤジを飛ばしたとされている高杉晋作もきっと、この京都に潜伏しているに違いない。それらを考えると、自然と気持ちが高ぶってしまうけれど、すぐに先程の枡屋さんの言葉を思い出して、たちまち不安でいっぱいになる。

 私はゲームの主人公と違って、全てではないものの、これから起こるであろう数々の歴史的大事件を知ってしまっているのだから。

 もしも、枡屋さんが本当に古高俊太郎だとしたら、新選組の襲撃から救いたいと思うし、龍馬さんを暗殺者の魔の手から守りたいと思う。かと言って、歴史を変えることは自分達の未来をも変えてしまいかねないことから、ただの傍観者でいるべきなのだとも思っている。

 でも、出会ってしまった以上、その時が来たら放ってはおけないだろう。きっと、大切な人達を守りたいと思う心に背くことは出来ない。

 これからの事を考えると不安は尽きないけれど、自分に出来ることを一つずつ消化していこう。そう、思った。


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