ある建築について

@styuina

第1話

 トンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバア


 大工仕事をしている男に、隣人が使者としてがやってきました。

「あの、すいません!!!!!!!!」

「聞こえないですよ」

 トンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバア

「すいません、貴方に」

 トンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバア

「だから、聞こえないですよ!!!!!!!」

 トンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバア

「貴方にお会いしたい方が、さがしていたので、こちらにお連れしました!!!!!!」

「誰だろ?」

 男は首をかしげます。

 彼は、いつごろからか、この村に居着きました。

 そうしてしばらくすると、立派な家を一人で建てはじめました。お屋敷というか、宮殿みたいな家を建てる理由を聞かれた彼は

『昔、女の子と結婚しようとしたけど、別れたんだ。多分この家を造れば彼女は戻ってくるんだよ』

 と言いました。それを聞いた近所の人たちは、食べ物を差し入れしたり、手伝いをするようになりました。でも、家を建てる作業だけは、男は一人で黙々と続けていました。土木用のロボットを造ったりして、多少の簡略化はしましたが、基本的には苦行のような作業風景だといいます。

 時を戻すと、どうやら彼を訪ねてきた人がいるみたいです。

「うん、連れてきて!!!」

「わかりました!!!!!!!!」


 トンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバアトンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカントンカンコロコロザバア

 しばらくすると、隣人は一人の女性を連れてきました。

「あなたは」

「お久しぶりです」

 それは、男の思い人でした。

 二人は、じっと見つめあいます。

 隣人はその時のことを

「いやあ、あんな良い時を見れるなんてな」

 と家族に言っていました。


 男の建てた家で、男と女は死が二人を分かつまで住んでいました。

 彼らの住んでいた家は今では地元の観光名所だそうです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ある建築について @styuina

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ