第6話

そして、あっという間にお別れの日がやって来た

今年も2週間は短かった・・・

朝、叔母と叔父と従姉妹(妹)が出発し(車)、お昼頃に従姉妹(姉)を駅までお見送りし(新幹線)、私が帰る時間となった


「ばばばあちゃんバイバイ!」

「ん・・・帰るんか」

「そうだよ!」

「またね」


ばばばあちゃんという可愛い呼び名ではあるけれと、ニコニコしてる可愛い曾おばあちゃんでは無く、口が達者な無愛想なばばばあちゃんだ。

でも、今日は少し寂しそうな顔をしてたからちょっと嬉しかった


「ばあちゃんバイバイ」

「気ぃつけてね」

「うん」


という短い会話をして私は電車に乗った

次に皆に会えるのはいつだろう


この時はまだ、コロナが広まるなんて考えもせず呑気に考えていた

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私の一日 海澤晴菜 @haruna0829

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