編集済
自分の想像を遥かに上回る化け物―――巡回処刑人クローディアとの一騎打ち
よくもまあ……勝ちを拾えたものだ
煌めくような才と、人道を超えた努力によって培われたその実力……
並大抵の執念では凡才が比肩することは叶わなかっただろう
彼が彼女に勝利した時、怨みや怒りの感情が湧かなかったのは
偏に、その振われる剣に畏敬の念すら抱いていた事だろうから
ドブネズミの様に這い回り
ドブネズミの様に薄汚く
しかしだからこそ
その“生き様”の様に美しくありたい―――
生まれながらにして「なにもかも」を持ち
何不自由なく生活してきた者共には分かるまい
底辺で生き延びてきた“彼ら”(ドブネズミ)の事など
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ネズミのように地上を這い、泥臭くとも必死に足掻いていくというのがラッドくんのキャラ設定です。
まさにドブネズミみたいに美しくありたいというやつですね!
うぉぉぉぉぉすごい! 弱さで強者を倒す……なんかめちゃくちゃカッコいいです!(*゚∀゚*)✨
作者からの返信
コメントありがとうございます、KMTさん!ずっと正面から戦うことができなかった臆病なラッドくんが一歩を踏み出した結果です。楽しんでもらえて嬉しいです(≧∇≦)