第45話埼玉奪還1

国から各ギルドに依頼が出された。

『ゴブリンの殲滅』だ。


10万を超えるゴブリンが北上しきり、南下してくる前に後ろから叩き、ゴブリンの勢力を一気に減らすというものだ。


日本に駐屯しているアメリカ軍の応援がたどり着いたので、前線は少しだけ抑えれているらしい。


だが、ゴブリンの勢力は増す一方で一向に倒しきれる気配が見えないらしい。


そこで出された依頼がこれだ。


参加するだけで、5年間の税金が保証され、報酬として1人当たり50万円が支給されるらしい。


僕たちもこの依頼に参加する予定だ。


僕と芽依に戦闘能力は壊滅的にない。


だが、スキルやスキルスクロールがある。それを使い、今回はゴブリンを討伐するのだ。


作戦は8月2日の12時日が昇ったときに、さいたまにいるゴブリンに奇襲をかけるというものだ。


さいたまをまず開放し、その先にいるゴブリンを少しずつ倒していって、ゴブリンの支配域を減らしていくというものだ。


それまでに僕はポーションを作り続ける。


作るものは初級回復薬で、中級と状態異常はいくつかあるので、大量に必要になるであろう初級ポーションをたくさん作る。


小学校や中学校の給食用の鍋をもらい、そこにポーションの材料を入れていく。


2階層はほとんどの草が材料になるので、そこにある草を何人かで手分けをして必要なものだけ集める。


水の魔法と火の魔法が使える人が、鍋を温めそこに2階層と1階層で皆が倒したスライムの魔石を入れていく。


そこに僕は【錬金】をしてポーションを作っていく。


500人ほどの方々が協力してくれて、ポーションが10000リットル作ることができた。


別のダンジョンから薬草を持ってきてくれたりしてくれた人がいて、とてもありがたかった。


90リットルのゴミ袋いっぱいに薬草が詰まっているものが、いくつも来てちょっと作業が間に合わないくらいだ。


中には錬成師や薬師などの職業の人もいたのでその人に協力してもらい、大量に作り上げた。


よる10時ほどにすべての作業が終わり、ポーション作りが終わった。


明日の12時に決戦なので、できるだけ早く切り上げたのだ。


1万リットルはだいたい10立方メートルと同じ量で、1立方メートル単位で、タンクに積んでいき、それぞれ別の車に乗せていく。


今回の作戦に参加する人数は約5000人。


それを500人のグループで分けて、10部隊を使いそれぞれ別のところから奇襲をかけるという内容だ。


初心者が1000人単位で統率が取れないだろうということでこのような配置になった。


僕は第3部隊12番パーティーで、一つの部隊を20人ずつで一つのパーティーとしてまた分けて、攻め10パーティー、交代10パーティー、補給5パーティーになっている。


補給は生産職や戦闘に直接参加しない女性や子供が多く含まれている。


補給にも戦闘要員をいくつか配置して、資源や物資を潰されないように考慮されている。


僕たちのパーティーの顔合わせが終わった後に、解散となり僕は家に帰り睡眠した。



_________________

職業【自宅警備員】なので引きこもっても合法ですよね?

もよろしくおねがいします。

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