第3話 RE:Mission-2 現状確認セヨ


 あ……ありのまま 今起こった事を話すぜ!


 『おれはなんとなく、「異界のスキル」って思った瞬間――FCファミコンでもあった「ドン◯ーコング」で、マ◯オが”タルをジャンプで飛び越えられた際の音・・・・・・・・・・”と共に……意味も解らず、¨勝手¨に表示されたんだ……!』


 な……何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった……


 頭がどうにかなりそうだった……催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ……! ある意味・・・・、恐ろしいものの片鱗へんりんを味わったぜ……。



 ……やっと、思考を¨再起動サイキドール¨できた訳だが……。



 なぁ、神さん……ホント、説明してくれないかな?


 思わず再起動早々――盛大に¨ポルポルポル◯レフ¨的にボケちまったよ……。


 なんだよ、¨支援物資サプライ¨って……。

 神さんは、「空軍」にでも所属していたのか?

 なんなら、今すぐにでも¨ハインドソ連製攻撃ヘリ¨か何かで、救助かえしてくれよ……。


 ……まぁ、しょうがない。

 ツッコミが絶えなさ過ぎる神さん(?)だが……新しい情報を提供してくれた訳だし――整理してから色々と考えますか……。


 まずは、「バレッド王国共通言語 マスタリー」。


~シーン~


 何やねんな! 出てこんのかい!

 神さんッ! 今までの流れはなんやったやッ!?

 さっき思っただけで出てきたんやったら、普通――空気読んで出てくるモン・・・・・・やろッ!?


 ……フゥ、落ち着け――荒ぶるってる場合じゃあない……。

 幸いにも、ここはどっかの¨森¨の中ようだ……。

 ¨素数そすう¨は数えないが……マイナスイオン・・・・・・・で落ち着くんだ……!


 ……良しッ、寂しいが――ボケ倒して何とか落ち着けたな……。

 とりあえず……「ステータス」でも見直してみるとしよう。


 なんとなくではあるが……この――「スキャン」ってのを意識してみれば……ッ!



~ウィィ~ン、ピピピピピ!~



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈スキャン結果〉


・「バレッド王国共通言語 マスタリー」

 この¨ウォーダリア¨に存在する「バレッド王国」圏内で使用する言語が、¨読み書き¨完ペキに扱いこなす事ができるようになります。



・「スキャン Lev.1」

 条件に該当する¨あらゆる事¨を完ペキに解析する事ができます。

 解析¨可¨能条件としては、「¨スキャン¨レベル値×10」となります。


 「レベルMax」で、<Lev.100オーバー>のステータスも解析かいせきできるようになり、相手のステータスをいじくれる<ハッカー>に進化します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 ――神さん、自重しろや……。

 まぁ……ブッ飛んだ情報が出てきたが――とりあえず、思った通りこの「スキャン」ってスキルが、他のラノベ何かである<相手や物などの能力を調べる>効果のある「鑑定」と、似たような効果があるって事が分かったな。


 ……”メト◯イドプライム”の「スキャンバ○ザー」を、知ってて良かったぁ……!


 とにかく、このスキルを使えば色々と情報を収集・・・・・・・・できそうだし……。

 ゴチャゴチャのまんまじゃあ、何も始まらないから――続けて”支援物資サプライ(?)”された”オレのスキル”を調べていきますか……!



・「バレッド王国共通言語 マスタリー」

 異世界テンプレの定番「言語理解」だろうな。

 この森が「バレッド王国」内なのかは知らないが、まぁ……な?


・「スキャン Lev.1」

 これまた、異世界テンプレの定番「鑑定」だろうな。

 効果はさっき検証した通りだ。

 作品によっちゃあ……「敵の身体能力とかを分析」して、対策や先手を打てる”チートスキル”代表の一つ・・・・・な訳だが……。

 ……とりあえずは、オレもアタリ・・・を引けて助かったぜ……。



 だが……「Lev.100オーバー」だの、”ハッカー”?

 ……そういった「上級スキル」持ちだの――この世界には、”ヤバイ奴レベルを超越した敵”がゴロゴロいるのか?


 ……ホント、オレ死にたくないんだけどなぁ……! 泣けるぜ……!


 ……まぁ、”地獄と化した街ラ◯ーンシティ”から抜け出せた――幸運な”新米警レ◯ン・S官さん・ケネディ”のように……!

 この”オレの運”は、まだ味方してくれてい・・・・・・・・・・みたいなのが、デケェ救いだな……ッ!


 ……期待していいよな? 期待しちまうぞ!?

 この「スキル」に、”自身の命”と”ワクワク感”をオールイン全賭けしてやるぜッ!



 異世界”無双”テンプレ、の一つ! <ガンズクリエイト銃火器創造>に!





 <異傭なるTips> 坊城ボウジョウ ススム(2)


 彼の趣味の好みだが、それは主に「リアル系」と言う”現実的に近い”内容を好むようだ。


 挙げるとキリがないが、彼の好きなゲームのジャンルで言うのなら……「アクション」、「アドベンチャー」、「RロールPプレイングGゲーム」、「シューティング」……。

 そして、彼が最も好きなのはとある”とても映画的”な「ステルスアクションゲーメ○ルギアソ○ッドム」シリーズである。


 こう言った好みは、彼の”過去”がかなり影響している物なのだが……。

 ……それはさておき、「ファンタジー」のような空想的な物・・・・・でも、”現実的に連想しやすい”、”単純に内容が面白い”……と言った条件を満たしていれば、比較的食わず嫌いなく・・・・・・・手を出しているそうだ

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