男女の切愛と戦国の残忍さの見事な両立

あ〜よくあるタイムスリップ物‼︎かと思いきや、主人公のOLさんがもしかして一種の闇落ち?ルートを進んでいく「正室になる」ストーリー。
波乱の戦国時代を生きる事は決して歴史改変やハーレムでは乗り切れない・・・・と言う恐怖が伝わってくるが如く・・・
ただ救いがありまして現代人女性が求めるパートナーとしての【愛】は無くても美しく優しい妻への【愛】を授けてくれる夫の武将との心の遣り取りが素敵です。
随所に出てくる当時の文化・戦場の残酷でリアルな表現との緩急に
読んでいると主人公の混乱・恐怖・夫への祈りにハマって来ます。

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