ごきげんよう、朝子さん、色々と欲が出てきたようで、それは素敵なことだと思います。このような時代ですから、流されて生きるだけでも大変でしょうに、けれど前世のこともあり、そして何より旦那様を大切にしたい、旦那様に拾われた命、それを彼のために活かしたいとも考えられたのでしょうね。
それだけ朝子さんが、時代の流れに竿を指すのではなく、流れの中で上手く身を立て生きていきたいという、明日に向かって顔を上げて歩こうとする、素敵な力が湧いてきたということだと思います。
でも、最後に登場した女性弓巧者、いったいどなたなんでしょう?
これが朝子さんの転換点になるのかしら?
作者からの返信
おだ しのぶさま
いつも読んで頂きありがとうございます。
朝子の心に寄り添ってくださってありがとうございます。彼女は普通の感覚を持った社会人だったので、色んな苦悩の中でこれからももがいて、時代の流れに呑まれないように頑張っていくと思います。
この女性は戦国時代の女性では割と有名かもしれません!
朝子の悩みが軽くなって、少しだけ自信をつけられる話になる予定です。
朝子さんを救ったのは、秀吉が喜び嘉賞した輝子とかいうあの御仁でしょうか。
夫を守りたい、気持ちだけでもその強い思いは高虎にも伝わっていることでしょうね。そんな健気なことを言われて、嬉しくない良人のいないわけがありません。
作者からの返信
清十郎さま
はい!赤井輝子は最近知って、すごいなと思います。
その気持ちが伝わって、ずっと思い合っていてほしいと作者はおもいます…