第20話


Al「ミグちゃんは虫食べられる?」


Mg「へっ?」


Al「虫。食べられる?」


Mg「・・・・きつ


Al「無視しないでよ虫だけに」


Mg「今答えようとしてたでしょそれが言いたかっただけじゃん」


Al「でも実際に虫を食べさせられる時代来るらしいよ」


Mg「食べさせられるってアルちゃんも嫌なんじゃないの」


Al「1回は食べてみると思う。でも美味しくなかったらすぐ飽きそう」


Mg「確かに美味しいかどうかは気になるかもね」


Al「牛肉が無くなって今後ずっとこれってなったらどう思う?」


Mg「また急に。そんなことなるかなぁ・・・・」


Al「牛全部処分するから替わりに虫食べろって言われたらどうする?」


Mg「そこまではならないって。偉い人が許さないでしょ余程牛肉嫌いな人が集まらない限り」


Al「それもそうだね」


Mg「その偉い人達がもっと偉い人にそうしろって言われたのなら無視して牛を育ててほしい」


Al「おっ、言ったねぇ」


Mg「それはどっちに対しての感想なの」


Al「それは置いといてさ」


Mg「置いとかないでよ」


Al「和牛の肉沢山食べたいなって思う?」


Mg「うーん、沢山ではなくて良いかなぁ。というか沢山は食べられないよ」


Al「脂多いもんね」


Mg「うん」


Al「脂沢山摂ったって胸にはいかないからね・・・・」


Mg「うん・・・・」


Al「ところで虫が知らせるんだけど」


Mg「何?」


Al「このままだと遅刻するよ私達」


Mg「えっ!?まずいじゃん急ごう!!」


Al「牛歩だったからねぇHAHAHA」


Mg「虫が知らせるといいオチが強引すぎるよ!!」


Al「毎回綺麗なオチが思いつくなんてそんな虫のいい話は無いからね」


Mg「やかましい!!」

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