応援コメント

第2話 偽りの英雄達」への応援コメント

  • なるほど。疾走感のある戦闘シーンを書きたかったのですね。
    であれば、尚のこと、三点リーダー「……」を使うのは違うんじゃないかなと思います。
    そもそも「……」は、言葉が出ない、でも、そこに感情の余韻を持たせたい、という時に使います。
    むしろスローになるイメージですね、私は。
    アクションシーンの描写は、難しいですよね。
    私も苦手なのですが、文末に句点「。」を打つのは、小説に限らず、文章の基本です。
    「。」があっても、疾走感のある小説を書かれている方は、たくさんいらっしゃいます。
    末尾で表現するのではなくて、描写で表現するのが良いのではないでしょうか。
    第一話の内容が戦闘シーンなので、そちらから引用させて頂きますと……

    ========
    俺は心の中だけで師匠に謝ると、倒れた敵の肩口を右足で踏みつけ、剣を喉元から引き抜いた。
    鮮血が辺りに飛び散り、その勢いのまま剣を横に凪ぎ払うと、
    剣先がちょうどこちらへと向かってきた敵二人の喉元を裂いた。
    骨には達しないよう、肉と血脈だけを切り裂く。
    骨を斬れば、刃が痛むと思ったからだ。

    これならば、と俺は一人会心した。

    走って心拍が上がっていた敵は、盛大な血飛沫と共に絶命する。
    俺は、大量の血飛沫を浴びたが、目だけは開けたまま、次の敵を見据えていた。
    血飛沫を上げて倒れた二人の身体に躓き、後方にいた敵兵が体勢を崩す。
    無防備になった敵兵の後頭部に向かい、俺の横に居た剣匠が剣を突き立てた。

    その顔は、まるで自身の肉体に剣を突き立てられたかのように痛ましい。
    敵とは言え、せめて苦しまぬよう即死させたいと思っているのだろう。
    そこへ、剣が塞がっている隙をついて、敵兵が剣匠へと襲い掛かる。
    しかし、剣匠は、最初の一撃をかわすと、貫手を使い、敵兵の眼球に人差し指と中指を突っ込んだ。
    そのまま眼底を引っ張り、ぐいと自身の方へと引き寄せると、流れる動作で、鎧の隙間から取り出したナイフを敵兵の首に斬りつけた。
    こうして動かなくなった死体を蹴飛ばし、こちらへ向かって来ていた敵軍に血飛沫を浴びせる。
    敵の幾人かが再び死体に躓いて体勢を崩す……この繰り返しだ。

    そして、今度は、俺が首を斬る。

    ======================
    うーん、どうでしょう?
    私も書きスキルの方は未熟なので、おかしかったら教えてください。
    少なくとも、「その勢いのまま」とか「流れる動作で」とかいう表現は、使えるかなぁと思います。

    それから、会話文「」の後に地の文を続けるのは、あまり乱用しない方が良いかと思います。
    俺は、「たいやきが食べたい」と言いたかったんだ。
    とか、地の文中に入れる場合は、ありですが、基本的に会話文「」の後に続く地の文は、改行して書きましょう。
    ずっと読みやすくなると思います。

    と、偉そうにつらつら言いましたが、あくまで私個人の考えですので、
    Aureaさんの作品は、Aureaさんの好きに書いていいと思います。
    あとは、やはりたくさん本を読むのが一番です!
    戦記もののライトノベルもありますし、興味のあるジャンルから手をつけてみては、どうでしょうか?
    執筆がんばってください!

    作者からの返信

    本当に有難う御座います!
    判りやすいです。
    何とも稚拙な文章を添削して頂き、感謝しかありません。
    徐々に文章を修正して行きます。