無知は罪だと、つくづく思いました。なぜ自分がそうはならなかったのか。たぶん、巡り合わせでしかない。こんな理不尽で恥知らずな行為がたった今現在もどこかで起こっているんだと思うと、本当に自分が情けなくなります。
考えさせられます。本当に、ありがとうございます。
作者からの返信
巡り合わせでしかないというのは本当にそうですよね。誰にでもその立場になる可能性があって、それはその環境の人間関係の結果でしかなくて、ガチャみたいな。何が材料になるかは分からないし、浮いていればいるほど対象になりやすいだけで、本当は誰でもいいのではないか、とも思えます。スケープゴートに飢えている社会ならなおさらですね。
こちらこそコメント有り難く頂戴しています。感謝です。
編集済
『助けて。僕はどんな人間だったっけ? もう分からなくなった。思い出させて。』
この部分にぐっときました
他人に否定され続けると本当の自分がわからなくなって、他人から見た自分が本当みたいに錯覚してしまう
周りに頼れる大人がいるといいのですが…ちなみに私も中三で辛い時期に頼れる大人はいませんでした
そのせいか、今でも大人不信がどこかにあります
自分も大人なのにね
彼の気持ち、ずしりと自分のことのように感じてしまい、辛いです
追伸 決して不愉快ではないです、筆足らずで申し出なかったですっ(´;ω;`)
作者からの返信
ぴゅうさん、この小説を読んで頂けるなんてとても嬉しいです!
上のひと言も拾ってくださってありがとうございます。こういう状況に置かれた人間の自分を失いそうな不安や怖さが書けていればと思います。
ご自身もつらい時期を過ごされたんですね。この小説はかなり率直に書いているので人によっては不愉快に感じられるところもあるかと思います。
紘一に頼れる大人が現れるか……よければこの先も見守っていただけたら嬉しいです。
コメント、ありがとうございます!
追伸
あ、ぴゅうさんのことではないですよ。
この話が必ずしも万人に共感されるものではないという意味です。主人公の考え方や展開を不愉快に感じる人もいるだろうということで、それは自覚しています。
こちらこそ言葉足らずでお気を遣わせてすみません!
エミールに実際には送らなかった手紙の内容が紘一くんの本音ですね。
自分ではどうすることもできない現実に苦しんでいる紘一くん。
誰にも言えず誰にも気づかれない地獄のような毎日。
エミールが恋しくなる気持ちが分かります。
でも、その後は連絡も途絶えてしまったんですね。
あまりにも辛いです。
作者からの返信
もうここまで読み進めてくださり、ありがとうございますm(__)m
手紙に本音をぶちまけたものの、行き場はなかったようです。エミールのことはフランスという国を象徴するものとして出しました。離れた以上もう過去のものになって、だから手紙を出しても無駄なことで。
目の前から去ると人は忘れてしまうものかなと思います。過去にも今いる場所にも縋れないという感じが出せていればと思います。
エミールへの手紙。勢いで出してしまっていれば良かったですね。読み返してしまうと躊躇いが出てしまうので。
何も変わらなかったかもしれないし、もしかするとエミールづたいで親に何か伝わったかもしれない。たらればでしかないですが。
作者からの返信
そうですね、出していたらそれだけでも気持ちが吐き出せたことにもなりますし。
エミールにはフランスを象徴させるような気持ちもあって、自分が去った国には助けを求められないというのも少しイメージしていました。いずれにせよこれでさらに孤独を深めてしまったかも知れませんね。