第4話 もう一度

雲の隙間から射し込む光

君の冷たい冷たい身体

いくら抱きしめたってたって

どんなに泣いて泣いたって

君はもう笑顔をみせてはくれない

嗚呼

隙間なく埋めて欲しい

まだも少しだけ

隣にいさせてよ


君が笑う

日常が

ふと日常じゃなくなって

朝が来る

日常は残酷にも繰り返される

時間を巻いて巻き戻して

も一度

"あの日"に戻してよ


どんなに空っぽの

君に謝って

泣いて叫んで懇願したって

もう戻りゃしない

あの日々は

バッドエンドで

幕を閉じたんだ


願い 夢 希望

念じ念じ努力を積めば

全部全部叶うんでしょう?

だったら

時間を戻させてよ

先生努力は報われますよね?

されば僕は

努力をしますから

時間を戻して

"あれ"を無かったことに

さ せ て よ


嗚呼

雲から射し込む光が

この部屋まで

訪れた


嗚呼

この子の代わりに

僕を連れてってください


この子にあったはずだった

残りの時間を

返してあげてよ!

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詩を載せるのでどなたかこれで小説に… 鴇羽ほたる @hOtarupciphone783

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