第25話 ファイナルエンデングううううう

ピイ?ポオ?、ピイ?ポオ?救急車のサイレンが響く・・


「ええ、ビルの屋上で、例の巨大な虫に踏まれたらしく

かなりの重傷です。


ええ、はい、分かりました


ああ、それからこの患者ですが、頭を強く強打したようです。

何か意味不明な事を叫んでおります。」と救急車の隊員


ビルの屋上、そこには巨大なアリさんに踏みつぶされた

虫を巨大化した張本人、自称、悪の帝王 


科学の三良先生がいた。


「愛しの夢子さんは

去年、名古屋にお嫁に行ってしまいました


そして、三ヶ月前、通勤のバスで偶然、出逢い、

この僕のハートに火をつけた『みゆき』ちゃん


今日、僕を置いて

韓国へ恋人に会いに行こうとした みゆきちゃん・・」


「すみませ?んん、ねえ救急車の隊員さん」

「君!あまりしゃべってはいけない 怪我によくない!!」


「でへへへ、空港 どうなってますううう?」


「空港なら、例の巨大な虫達のせいで、今、閉鎖中だが?」


「でへでへ、へへへっへ・・みゆきちゃんんん」



そして、その頃・・


韓国の海、金海の港では、福岡の博多湾、、

博多埠頭からのフェリーが到着していた。


赤いドレスを身にまとい

はちきれそうなナイスで豊かな胸元には、

綺麗なペンダントが揺れていた。これは恋人からのプレゼント


港の税関を通りぬけ、彼の元へ黒塗りのベンツ

運転手が扉をあける、、

そこから優しそうな風貌の青年が現れる。


青年に向かい、赤いドレスの娘は彼の腕の中に飛び込む


「みゆきさん、待ってたよ この指輪、受け取ってくれる」

「うれしいわ・・柳(リー)さん」


福岡では、救急車の中で 何も知らない三良先生が

愛しの『みゆきちゃん?』を

夢の中で思い、頬を赤く染めていた。


そして、、、偶然にも救急車は、弟の体育の三良先生の入院先へ

弟の三良先生は、巨大化したゴッちゃん(ゴキブリ)との戦いで、重傷を負い


エジプトのミイラのごとく、身体中に包帯をまかれ


ふるふると

静かに、怒りに震えていた。


「兄貴いいいい」


そして、同じくミイラのように


包帯を巻かれたゴッちゃんとの戦いで、

体育系の部活の面々


ピク、ピク

校庭の踏みつぶされた小さなゴキブリは思っていた


「なぜ、なぜ、なぜなんだ

ぼくが何をした?悲しいぞおおお」と・・・

               


Fin 

関連作品などあります よろしくお願いいたします

ではでは~~2でお会いしょう うふっ☆




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