浴びるように摂取したい言葉の煌めき。

「前置き」から強く引き込まれ、「アルカシリカ」でその鮮烈さに圧倒され、目眩がしました。
ひとつ読む度に、ひりひりと締め付ける痛みに酔い、言葉の濁流にのまれる心地良さがあります。
何度も何度も読んで味わいたい詩集です。
どの詩も素晴らしいのですが、私は特に「動揺症」「文明開化」がお気に入りです。

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