第2話 あれから1年がすぎた。

 孤児院へきて、1年の月日がたとうとしています。この間なにもしてなくはない。体力をつけるために軽くハイハイをしている、あと足だけで立てるよう訓練を行い1歳までに立てる様になりシスターたちが驚いていた。

 だけど自分には、能力がひとつも発現しない。孤児院の1歳になる同い年の子たちはなにかしらのスキルが付き将来有望視されるらしい。

シスターたちは、口々に、

『かわいそうに、いまだにスキルが発現しないね、今ごろなら、この子は剣士だとか、魔法使いとか騒がれているのに、まだ生まれて

1年だし、努力さえおこたらなかったらかならずスキルアップすると思うわ。』

そう聞こえきたが、なにをすればいいのか見当もつかない。また、魔力を使い切ると言っても魔法を知らない。今のところ言葉の理解を励むしかなかった。

毎日の日課に体を鍛えて、言葉を覚える努力

を惜しまずに、なんとかシスターたちの言葉を理解して何を言っているのか分かりだした

シスターたちが5歳の子供たちに話をしていたのを聴くと、魔法には基本属性があり、火魔法、水魔法、風魔法、土魔法の四属性がある。まれに光魔法、闇魔法を覚えるそうだ。

そして、ごくたまに空間魔法を覚えることが

できるかできないかいまだに見たことが無い

ほど珍しいらしい。また、魔法を二つ以上覚えるのはまれな存在らしい。

 あれから半年がたち、いまだにスキルはない。なんでも生まれた時から個々にステータスがあるらしいからそれを確認しながらこれからも鍛錬して行きます。

前世の記憶があり、化学はそこそこよかった

のでその知識を活かして勉強に励んで行きます。

名前:リュウト

 職業:なし

 Lv:01/20

 HP:50/50

 MP:200/200

 攻撃:50

 防御:50

 魔攻:100

 魔防:100

 速度:100

気合:50

 スキル:なし

固有魔法: なし

加護 : 【創造神アリーシャ】

 称号  :なし


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なんのとりえもない僕ですが今日も一日頑張ります 式田レイ @yoshiki458

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