第3話 得意なのは作文と水泳

 前話で紹介した通り、小学生時代はなかなか環境に馴染めず、悲しい思いも沢山しました。


 ただ、私にも得意なことが2つありました!それが、作文と水泳です。


 作文は、よく夏休みの宿題で書かされましたよね笑


 私は、読書感想文や詩などどんな作文も書くのが好きでした。1人で没頭出来るし、何よりも先生や家族から褒められることが原動力になりました。


 小学校6年間のうち、数回ですがちょっとした賞を貰うことも出来ました。


 思ったこと感じたことをそのまま文章に出来ることが新鮮で楽しかったのを覚えています。今思うと、「感受性が豊か」というHSPならではの良さが発揮出来てたのではないでしょうか(自分で言うのもなんですが)。


 私の作文に対する評価は、毎回思ったことを素直に表現出来ている子供らしい作品だったのだと思います。


 もう1つ得意だったのは、水泳です!

 学校の体育は団体競技多めですが、水泳はリレー以外ほとんど個人競技です。これも、1人で没頭できるから好きだったのだと思います。


 私は、校内では泳げる方でした。そのため、もっと泳げるようになりたい!とままにお願いして水泳教室に体験しに行きました。


 これからは、夏以外も泳げるぞと意気込んで行きましたが、やっぱりダメでした笑


 当たり前ですが水泳教室に入るからには、学校以外の友達と仲良くならなければいけないし、常にタイムを測るのが普通です(本当に当たり前ですが)。


 どうしても、おどおどしてしまいます。さらに、階級毎に別れていたため、いつまでも同じ階級にいると恥ずかしい思いをするだろうなー、なんて思ってしまいました。


 体験者に興味津々の周りの目も嫌でした。今思うと、新しいお友達が入ってくれば興味を持つのは極普通のことなのに、その目に耐えられませんでした。


 そのため、体験のみで終了し、6年間夏休み期間のプールで1人で伸び伸び過ごしました。プールは皆勤賞!

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