『26』
『戦隊たちの戦場』ロックシップ山採石場跡地
・状況
白と茶色が混ざった石の崖に若干の緑が見えてる下側、同じような砂利が転がる平らな地面にたどり着きます。
そこここに殺されて追いはぎされた犠牲者が見られ、よくよく観察すると五つの物理的凶器の痕跡と、爆破の焦げ跡が見受けられます。
ここは例外的に夜でも月がやたらと明るく、昼間のように行動できます。
・イベント
「待ちたまえ!」
との声が崖の上からかけられ、見上げると犬の獣人のコボルトが五人、ポーズをとっています。
彼らはキャラクターが魔物退治の旅の途中と知っており、それを阻止すべく戦いを挑んできます。言い分としては魔物を倒すことは生態系のバランスが崩れるとのことですが、真偽はわかりません。
彼らと戦い、その中で友情をはぐくみ、誤解を解くことができればサクセス、失敗すれば敗北しても勝利してもペナルティです。
※コボルト戦隊
色違いのコスチュームで揃えた五人のコボルトたちです。犬の本能として群れをつくりたがり、この世界では五人一組でいるのが常識です。
お決まりのようにリーダーの赤、パワーの黄、スピードの緑にスライムの青、そして天才のグンジョーで構成されています。
それぞれが得意とする武器を持ち、連携攻撃を仕掛けてきます。またこの世界では例外的に火薬を用いることができ、単発ピストルや手榴弾なども用います。
基本的に五人とも善人であるため、多人数であること以上に卑怯なことはしてきません。
・サクセス
戦いの中で友情が芽生え、キャラクターを新たな仲間として迎え入れてくれます。
その上で『最終決戦』に応援として駆け付けてくれると約束してくれます。
ただし、実際に現れるのはここでダイスロールし『1~2』が出た場合のみで、それ以外だと道に迷ったとかで間に合いません。
・ペナルティ
敗北の場合、命や物資は奪われませんが、戦闘不能状態にされた上で『19』まで戻され、放置されます。
勝利の場合、戦隊は最後の切り札としてそれぞれが『芋羊羹』摂取することで体がコスチュームごと、60mほどにまで巨大化します。一定時間が過ぎるか意識を失うと元のサイズに戻ります。リスク自体は低いのですが、この世界での『芋羊羹』はものすごく高級品です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます