完璧なる戦Ⅴ

 ガリアス海軍がエスタード、ヴァイクの連合艦隊に急襲され、海軍のトップであるウジェーヌらの旗艦が沈められた事件は、瞬く間にガリアス中に広がった。大半の国民感情としては、よくも超大国に手を出したな、やり返せ。と言ったものだが、一部では旗艦だけ沈められるというのは、それを指揮している者が無能だったのではないか、と言う者もおり、任命した者の責任もある、との見方もされていた。

「……陛下」

 ガイウスの私室に彼の右腕であるサロモンが訪れていた。ともに深刻な表情である。それもそのはず、彼らからすればこれ以上ない痛手を被ったのだ。

「……全ては余の見通しの甘さよ。ヴァイクはともかくエスタードがこの機に乗じてくるとは思わなかった。してやられた。エスタードらしからぬ、手だが」

「エル・シドらの策とは思えませぬ」

「かの『双黒』の一翼を討ち果たした若き将、確かラロと言ったか」

「最年少のカンペアドールでしたな。その若き将がやった、と」

「ジェドがいた時代ならばともかく、今のエスタードが海に目を付けてくるとは考えられん。確か『烈海』も代替わりし、新しい頭を得たと聞く。彼らの世代が主導でことを成した、と考えるべきであろう」

 ガイウスは険しい顔をしていた。本来であればもっと早く事を進めていたはずの事業であったが、北のストラクレス、大陸中心部のウェルキンゲトリクス、そしてサンバルト越しにプレッシャーを放つエル・シド、彼らの存在が陸の状況を嫌な形で膠着させており、結果として海に眼を向ける余裕がなかった。

 ウジェーヌは理解して飲み込んでくれていたし、部下であるセヴランの育成も順調であり、準備は着々と進んでいたのだ。暗黒大陸進出はともかく、真央海を統べるための投資、という名目ならば予算を回せたはず。オストベルグからベルガーが消え、アルカディアも麒麟児を欠いた今、まさに今から動き出そうという矢先だった。

 ガイウスが嘆くのは忠臣の死であり、才人の喪失。そして自らの遅れが招いた事態でありながら、今は全て彼らに被せねばならぬ心苦しさもあった。今の状況で自身の任命による結果だと言えば、ここから先の動きにも支障が出るだろう。

「若き俊英の案を、あのエル・シドが飲んだ、ですか」

「もしくは、独断専行、伺いなくやった、やもしれぬぞ」

「まさか、それではあまりにも……組織としての規律が」

「その身勝手を許せる度量もまたトップの器であろうよ。だからこそ素早く、こちらが勘付くよりも早く動けたのかもしれぬぞ。この場合はエル・シドの器を褒めるべきか、その器を理解して自ら動いた将を褒めるべきか、わからぬがな」

 ガイウスの中ではラロと言う男の人物像が揺らめいていた。王会議などで彼を披露しなかったことで、今ある情報でしか判断できない。

 直接見ていれば警戒ぐらいは出来たはずなのだが――ラロもピノも、エスタード側が開帳しなかったことで判断に惑いが生まれていた。

 ただ、並みでないことは間違いないだろう。

「少し、気になっていることがありました」

「なんだ?」

「此度の一件、どうにも情報の流れや熱の高まり、広がりに関して違和感がありました。まだ、違和感止まりでしたので『蛇』に調べさせてはおりますが」

「……煽っている者がいると?」

「可能性、です。正直申しますと、ここからの流れは主に二つあり、何事もなければ一つ、陛下に献策をしようと思っておりました。苦慮されるとは思いますが」

「どういうものだ?」

「全ての責をウジェーヌに擦り付け、彼を無能であるとあげつらい、個人の失態の挽回にガリアスの軍勢は出せぬ、と言い訳し開戦を避ける方針であります」

「……不愉快だな」

「それでも、相手の策に乗るよりは安全。任命責任に関しては私も含め、大勢の貴族が署名した任命書がございますので、そちらで押し切れるかと、思っておりました」

 サロモンは語尾を過去形にする。

 そう、もうこの手は使えないのだ。

「国民感情の高まり、か」

「ことここに至っては、開戦は避けられぬかと」

「王の視点を持つ者が、よりにもよってエスタードに芽生えるか。何という皮肉、余はまこと、その部分だけは持っておらぬなァ」

「……育成分野での落ち度は我らにございます」

「くく、それは違う。綺羅星というものはな、誰が見ても誰が磨こうとも綺羅星なのだ。育成次第で現れるものではない。単純に、この国におらぬだけよ」

 サロモンは下を向き押し黙る。自分たちが幾度も敗れ、その度に痛感してきた理不尽なまでの差。ストラクレス、ウェルキンゲトリクス、エル・シド、ついぞここまで彼らに比肩する者はガリアスに芽生えなかった。

 それはもう誰の落ち度でもない。ただの巡り合わせである。

「だが、戦に拘泥しておる内は、余のガリアスが負けることはない。例え戦でいくら勝とうとも……時代を変えられぬのであれば勝者足り得ぬのだ」

 ここまでやられたのだ。狙いは見え透いた。もちろん、勝負には全力を尽くす。忠臣であり戦友でもあるウジェーヌの死に何も感じぬわけがない。だが、その部分とは別に王の視点が言う。この戦いの先にガリアスの敗北はない、と。

 ガイウスはラロを見通せなかった。

 しかし、ラロにも見落としはある。それは勝負の後に見えてくるだろう。

 彼ら若き世代には見えぬことが。


     ○


 大森林、ガリアスの南東に広がる土地をローレンシアの民はそう呼ぶ。広大極まる森林地帯、鬱蒼と生い茂る木々は西方諸国の侵入を長らく阻んできた。そもそも開墾に相当労力が必要なこともあり、百年ほど前までは見向きもされていなかった土地でもある。実際にガリアスの先王である武王などは立ち入ろうともしなかった。

 だが、ある程度地盤を固めた国にとって、誰も手を付けていない土地と言うのはとても魅力的に映るもの。かつて七王国であったアクィタニアもまたガリアス、オストベルグの躍進によって西侵を諦め、この大森林に目を付け、進攻した。

 結果は――惨憺たるものであった。

 大森林には国家と呼べるものは存在しない。だが、人は住んでいたのだ。彼らの存在はアクィタニアも承知していたが、文明に進歩の兆しも見えなかった彼らを蛮族と蔑んでいた。蛮族如きに負けるわけがない。そう思っていたのだ。

 だが、彼らは文明を持たぬ代わりに獣のような身体能力を持ち、単純にアクィタニアの、ローレンシアの標準的な兵士よりも戦闘力に秀でていた。普段、ローレンシアに攻め入ってくることもなく、何もしなければ温厚であったため、見誤っていた。圧倒的身体能力と野生、一度火が付いた時の凶暴性を。

「ガァァァアアアアア!」

「くそ、蛮族がァ!」

 一次侵攻の際に大敗を喫したアクィタニアはこう残した。

 曰く、彼らと一対一で戦うべからず。

「相変わらず、人間の機動力じゃないな」

 曰く、人の戦術を当て嵌めることなかれ。

「暢気に静観している場合か?」

 曰く、首を刎ねよ。それ以外では戦意すら折れぬ。

「この程度、いつものことだ。あと、敬語を使え、敬語を」

 曰く、この地では建前など通じぬ。

「……部下の前では、使う。ただ、慣れん」

「あっはっは、そりゃあそうだ。俺も慣れん」

「「やるか」」

 力で、圧し通るべし、と。

 一人の猛禽が、眼だけで敵を喰い破るような雰囲気をまとい突貫する。手には剣一振り。凶暴性がウリの蛮族を、凶暴性で塗り潰していく。

 荒れ狂う鷹の爪、綺麗な断面など残さない。粗く、鈍く、痛みを残す太刀筋である。野性には野生で返す。アクィタニアが生んだ異端児、ガレリウス。

「どォしたァ! もっと来いよォ! 楽しもうぜェ!」

 その狂面、人にあらず。獣也。

 その彼と共に突っ込んだ男もまた、異様。立派な体躯にみっちりと詰まった筋肉、それを覆うは黒き鋼の鎧。機動力に優れた蛮族相手に、およそ不釣り合いな装備であるが、その黒き獅子は機動力も、ある。

『黒獅子!』

「応」

 ガレリウスのような表に狂気を魅せる顔つきではないが、結局のところやっていることは同じ。圧倒的な個で、個の彼らを粉砕する。それだけ。

『蜥蜴使いはまだか⁉ 黒獅子と蒼鷹はまずい』

『もうすぐ来るはずだ!』

 彼らに戦術は通じないが、だからこそ巨大な個は通じる。たった二人、彼らが中心に立つだけで彼らは慄き、足を緩めるしかなくなるのだ。

 それが獣の限界。

「おっ、来るぞボルトースよ」

 黒き獅子、ボルトースに言葉を投げかけるガレリウス。その顔には状況に不釣り合いな楽しくて仕方がない、と言う貌が浮かんでいた。

「ガロンヌ殿はどうした?」

「別の戦場でやってるさ。竜殺しはあいつのライフワークだ」

「……俺はこんなものと戦うために軍人になったわけではないんだがな」

「お前ほど向いてる奴はそうおらんよ。楽しもうぜ、戦友よ」

「……仰せのままに、次期陛下」

「……醒めること言うなよ」

「せめてもの、と言うやつだ。来るぞ!」

 彼ら大森林を縄張りとする原住民たちは特異な文化を持っていた。それは戦用に飼育した獣を用いる、と言うこと。馬のように乗るわけではなく、指示に従って敵勢力に攻撃を仕掛けてくるのだ。

 しかも、その姿は――

「慣れた者以外は下がれ。このオオトカゲ、一筋縄ではいかんぞ!」

「竜だ竜、ドラゴンと呼べ」

「火も吐けぬ、空も飛ばぬものを竜とは言わん!」

「毒はあるだろ。牙に」

 巨大なトカゲ、である。高さは二メートル近く、体長は大きな個体で十メートルを超える個体もいる。蛮族である彼ら自身も強いが、このオオトカゲこそが難物なのだ。見た目に反して機動力に富み、見た目通りの膂力を誇る。牙に猛毒を持ち、爪の鋭さ硬さも人が対峙してどうにか出来るようなものではない。

 一次遠征時、アクィタニアはこの怪物相手に蹂躙されたと言っても過言はなく、だからこそ彼らはあれを竜と呼ぶ。蜥蜴に負けたと思いたくないから。

 ちなみに、

『いけ、蜥蜴よ!』

「ギャアアアアアアアアスッ!」

 飼い主である彼らもこの獣のことを蜥蜴と呼んでいる。

「明日は明日の風が吹く。明日のことは考えず、今を飛翔するぞ!」

「応!」

 怪獣バトル、勃発。


     ○


「ふいー、食った食った」

「意外と旨いな、トカゲも」

 半日近く交戦し、やっとの思いで仕留めたオオトカゲの肉に舌鼓を打つアクィタニア、ガリアスの混成部隊。ちなみに弓なども使って集団で何とか討ち果たした形。味方の損耗もかなりのものである。

「ドラゴンな。言っとくが今日のは小さかったぞ。昔、ガロンヌが単独で仕留めたのは最大サイズでな、だからこその竜殺しだ」

「……大した人だ。あれを一人と言うのは、ちょっと考えたくはないな。生きて仕留められる気がせん。それが出来るなら俺は見世物小屋で生きていく」

「そうだろうそうだろう。あいつは凄いんだ。まあ、戦術理解は、あれだが。そもそも今のアクィタニアがな。もう蛮族特化し過ぎていて――」

「ここで戦い続けるなら、人ではいられんさ」

「ああ。その代表格だった男は今、王都でサロモン大先生の詰め込み教育だったか? もったいない。最強の狂戦士になれたものを」

「同世代に怪物がいればそうもなる。キモン、ジャン・ジャック辺りも迷走しているようだし、それほど衝撃的だったのだろう」

「その麒麟児も今は北方、か。なら、その世代で突き抜けるのはエスタードのラロだろうな。俺の勘がそう言っている」

「意外と当たらんからな、ガレリウスの勘は」

「うるせー脳みそ筋肉野郎に言われたくねえよ。ま、西を主戦場にするならこっちから距離を置いた方が良いのは間違いない。俺なら、蛮族相手に力を尽くすがね」

「何故だ?」

「第一に三大巨星、彼らがいること。いい加減力を落としてほしいが、どいつもこいつも年下が落ち始めているのに、そんな気配すらない。エル・シドなんて若くして子供を産んだせいで、息子の方が先に力を落とし始めたほどだ」

「第二は?」

「そもそも、ローレンシアで削り合っても大きな変化はない。限られたパイで奪い合っても虚しいだけ。それならば少しでも広げた方が良い。未開の土地を得れば丸儲けだ。大森林一つ取ればお前、ローレンシア最大国家の誕生だぞ」

「その発想でアクィタニアは没落したと思うがな」

「それを軽く見ていたから没落した、が、方向性は間違えていないさ」

 ガレリウスは苦笑しながら肉を噛み千切る。ボルトースにはわからぬ視点が彼にもある。誰よりも荒い戦い方を信条とする男が、戦場を離れると王のような眼を持つのだから不思議なもの。いや、だからこそ戦場に固執しているのかもしれないが。

「ボルトース様、急報です!」

「む、どうした慌てて。食事時ぐらいはしっかり休め」

「本国から帰還命令が出ています。至急、サンバルト方面へ出立するように、と」

「おいおい、ダルタニアンがいなくなったと思ったらお前もか。理由はなんだ、それは同盟国であるアクィタニアが納得できる理由か?」

 ガレリウスの問いに、一瞬兵士がボルトースに目配せする。他国に聞かれてもいいか、という疑問なのだろう。問題ない、とボルトースは頷いた。

 共同戦線を張る自分に伝えたと言うことは、ガレリウスに、アクィタニアにも伝えておけと言うことと同義。問題は納得し辛い理由であった場合だが――

「ガリアス海軍統括、ウジェーヌ様がヴァイク、エスタードの連合艦隊に打ち取られました。旗艦が沈められ、その報復のために軍を興すようです」

「「…………」」

 想像を超える事態に二人は押し黙る。

「ヴァイクはまあ、ネーデルクスの後背、攻められぬとして……手近なエスタードから、か。エスタードで指揮を執っていた者は?」

「ラロ・シド・カンペアドールと言う将です」

「噂をすれば、か」

 ガレリウスはため息をつく。だが、隣のボルトースは平静ではいられなかった。

「セヴランは、どうなった?」

 旗艦には彼の同期もいたから。兵士は静かに、首を振った。

「明朝、すぐに出立する。準備をしておけ」

「はっ!」

 兵士は他の者に出立準備を伝えるため、駆け出す。ボルトースもまた表情こそ平静を保っているが、指先が怒りに震えていた。

「……セヴラン、昔こっちにいたな」

「ああ。優秀な男だった。武骨なだけの俺とは違い、あいつは将の器だった。いずれ、王の左右になるべき男だった。それが、こんな、道半ばで」

 珍しく揺らぐ戦友の姿に、ガレリウスは苦笑し、

「落ち着け」

 言葉短くたしなめた。

「これが落ち着いていられるか!」

 その冷たい発言に食って掛かるボルトースであったがガレリウスの眼は真っ直ぐ相手を見据えたまま、ほんの少しの揺らぎもない。

「戦争だ。誰かは死ぬ。お前だって今日、人間を殺したはずだ。彼らにとっては有望な者も混じっていたかもしれない。竜も殺したしな」

「だが、あいつは――」

「冷静さを失うな。相手は強敵だぞ。俺も詳細は知らんが、旗艦『が』沈められたと言うことは、他は無事、もしくは取り立てるほどがないほど軽微な損耗なのだろう。艦隊戦で大敗を喫したわけでもないかもしれない。それなのに、これだけ性急に、同盟国である俺たちアクィタニアにも事後承諾……全てが早過ぎる」

「陛下がそれだけお怒りと言うことだ。ウジェーヌ様と言えばガイウス陛下の腹心であった御方、かつての戦友を失ったのだ。これは当然の流れ」

「俺なら戦わんぞ」

 ガレリウスはそう言い切る。

「ボルトース、艦隊の被害が軽微であったなら、そういう選択肢は当然あったんだ。ガイウス王はともかく、サロモン殿ならば必ずそう進言する。それを無視するような御方でもあるまい。あったのに出来なかった。その意味を考えろ」

「敵が、そう仕向けたというのか?」

「あくまでも推測だがな。『双黒』を討った時もそうだったが、やり方に躊躇がない。戦士にあるべき美学もない。今までの相手と同列に考えるな。そして心せよ。ここからの立ち回り次第で、大陸そのものが燃えるぞ」

「……大げさ、ではないのだろうな」

「少なくとも、ここからの戦場でエスタードに負けるつもりはない。だからこそ喧嘩を売ってきたんだ。今のガリアス相手に、な」

「忠告感謝する。俺も冷静に、全霊を尽くそう」

「それでいい。お前はそうしているのが一番いいさ」

「いつもすまんな」

「良いってことよ」

 ガレリウスはうんと伸びをして、立ち上がった。

「さて、俺も撤収準備しておこうかね」

「ここを放棄するのか?」

「あのなあ、ガリアスは今回絶対に勝つための布陣を組む。大戦力を動かすはずだ。そうすると北が手薄になる。さてどうなる?」

「オストベルグ、か」

「そういうことだ。そこへの備えでどうせ呼び戻される。なら、余裕を持って動くのが大人って言うものだ。まあ、任せておけ。この局面は結構、繊細な択になるだろう。だからこそ、絶対に間違えるわけにはいかない」

 ガレリウスは楽しい戦場を名残惜しそうな目で見つめながら、王の眼を浮かべる。彼にもまた予感があった。ここでの間違えは、取り返しのつかないことになる、と。ガリアスとの協調に舵を切ったアクィタニアにとって、今ガリアスに落ちてもらうわけにはいかないのだ。

「またこの地に戻って来いよ」

「出来れば御免被りたいがな」

「そう言うなよ。こういう戦場がな、一番楽しいんだよ。勝っても負けても、生きても死んでも、後腐れがないからなぁ」

 たまに友の言葉がわからなくなる。跡を継ぐことが決まるまでは、あまりこういう雰囲気を出すことはなかったのだが――

 ボルトースとガレリウスは拳を打ち付け、各々やるべきことを始める。

 この地を放棄し、西の戦に備えるために。

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