そのアイスコーヒーは、輝く街の影の味がした

吉祥寺。
それは未来を夢見る若者が輝く街。
そんな眩しさに引けを感じながら、
社会人となった主人公は再びこの街を訪れる。

お見舞いに訪れた恩師宅で飲むアイスコーヒー。
――何が起こるかなんて本当にわからないわね。
未来を約束されたと思った大学時代。
ひょんな場所で出会った変わり者の同窓生。
はたして二人の未来はどうなったのか?

アイスコーヒーの苦さが、生きるということを教えてくれるような作品だった。

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