エッセイ?日記?みたいなもの
2020-06-14 散髪と執筆は似ている
ブンブン!ハローカクヨム!
どうも稀山です!
最近、まったくもって執筆ができなくなってしまいました。こういう状況を、プロの方なら「スランプ」とか言うんでしょうねえ。完全趣味の稀山としては、「何か知らんが進まん」としか表現できなくてやきもきしてます。
かといって何にも書かないのもそれはそれでストレスなので、こうして日記(もどき)を書くことにしました。エッセイだなんて偉そうなもんは、ぼかぁ書けないよ!
この作品の概要欄にも『日記・エッセイがうんたら』とか書いてたのに一切書いてませんでしたから、いい機会です。
今日はですね、散髪に行ってきました。
オシャレ無頓着系男子の僕は、三ヶ月くらい放置してボッサボサになったところを2000円カットでバッサリとやります。
散髪って、個人的にはすごく難しいです。
そして、ちょっと苦手です。
え?なんでかって?
だって、必ずこう聞かれるじゃないですか。
「今日はどうしますか?」
って。
いやどうも何も、短くしてくれりゃあ僕はそれでいいんですよ。髪型の種類とかわからんのですよ。だからいつも僕は、
「テキトーで!」
って言うわけですな。
そうすると店員さんはものすごく困った表情を浮かべるわけです。いやホントごめんなさい、でも稀山はそれ以上に伝えることができないのですよ。
そりゃあ「小池徹平にしてください」って注文したら骨格ごと小池徹平になるんなら僕だって毎回そう注文しますわな。けどどう短くしたところで、できあがるのは『ザ・たっち』のどっちかなんですよ。たくやになろうが、かずやになろうが、差はほぼ皆無なんですよ。
たまに、「オシャレに気を遣えば誰だってフツメン以上になれる!」みたいなことを言う人もいます。
いやわかる、わかるよ。君の言いたいことは稀山すごくわかる。わかるわかるよ君の気持ち(小池徹平)
そういう人たちはつまり、『即席麺でも一工夫加えるだけでお店の中華麺と遜色なくなるぞ!』という、ヒルナ○デスの1コーナーみたいなことを言いたいわけです。なるほど、すごく説得力もあるし納得できる。
でもね、稀山言いたい。
声を大にして言いたい。
即席麺ならそりゃあ一工夫加えりゃ美味しさは増すでしょう。
だけどね、う○こにいくらキャビアをまぶしたところで、それはう○こなんですわ。稀山をいくら小奇麗にしたところで、便器にこびりついているそれと遜色ないんですわ。
「お待たせしました。こちらメインディッシュの『シェフの気まぐれう○こ~キャビア添えて~』でございます」
なんて言われて料理を持ってこられたら、何て言いますか?
「うわあ素敵!」、「キャビアを乗せるだけでこんなに美味しそう!」、なんて言わんと思います。
「う○こじゃねーか!」
としか言わんはずです。
結局、ひと手間もふた手間も加えようが、う○こはう○こなわけです。他の食材と同じ土俵に上がれんわけですな。稀山が高い金を払っていかにカッチョイイ髪型にしたところで、う○こにキャビアをまぶしただけのことなのです。
そんなことを考えていると、ふと「散髪と執筆って似てるなあ」と思いました。ああ、音の響きが似てるとかそういう話ではないです。
世の中には、色々な創作論がありふれています。
今日立ち寄ったGE○にも、そんな本が置いてありました。
でも結局これも、『そこそこの文章とそこそこの話が書ける』ようになって初めて役に立つものなんですよね。稀山が小池徹平になれないのと同じように、支離滅裂な文章と意味不明な話をいかに着飾ったところであまり意味がないように思えます。
まず色んな髪型を知ったうえで「あ、ここは短くして、ここは残して」なんて注文ができるのと同じように、まずは文章を書く土台ができたうえで「冒頭は掴みを大事に、言い回しはこうで、終わりはああで」なんて創作論が活きてくるのかなあと思います。
正直自分は、オシャレも文章も初心者の域にすら達してないと思ってます。
なので、どんな創作論を持とうが参考にしようが、砂上の楼閣なわけですな。まずは土台を、基礎を作らないといけない、と。
まあそんなことを難しく考えていては、書けるもんも書けなくなってしまう気もしなくはないです。
ので、稀山が文章を書く時にいつも心がけている言葉を、送りたいと思います。
「テキトーで!」
P.S.
そう言って髪を切ってもらった僕は今日、たくやになりました。
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