題詠71-80(忠実・ベンチ・詩・姉・日常・公式・ルビー・におい・サウンド・ある朝・航路・遊園地)
71「忠実」
お嬢様、アナスタシア姫の眼鏡を忠実に模作してございます
72「ベンチ」
職工とは喋らぬ眼鏡の庶務の
73「詩」
家柄も詩吟も眼鏡も捨てたのよ ベンセイシュクシュク夜つけまつける
74「姉」「日常」
75「公式」
「だからってメガネ掛けなきゃ可愛くない訳じゃないよ!」と公式答弁
76「ルビー」
3月のセルフレームは 白い肌にルビーのようにきらめいていた
77「におい」
「犯罪の匂いよ!」メガネ輝かせ 制服ひらり図書室に消ゆ
78「サウンド」
スカートの裾と眼鏡を直しつつ サウンドシステム横目に読書
79「ある朝」
目覚めるとひとりの枕元にただ君の眼鏡が置いてある朝
80「航路」「遊園地」
遊園地の海賊船で眼鏡ごと君をさらってゆく魔の航路
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます