第8話 買いだし

「高木さんのご自宅には何か食材あるんですか?」

「…何もなかった気がする」

「そうですか!では、駅前のスーパーにでも寄っていきましょう!」

「白崎さんの好きにしてください…」


僕は白崎さんには敵わないと感じ、


「大人しく従います…」

「ふふっ、では、行きましょう!」


夕方で駅前ということもあり、スーパーは仕事帰りの客でいっぱいである。


「高木さん。何が食べたいですか?」

「和食がいいかな。」

「和食ですか…。では、ジャガイモとニンジンが安いので肉じゃがにでもしましょう。」

「肉じゃがかぁ。久しぶりに食べるかも。」

「そうなんですか!?なら、ちょうどいいかもしれませんね!」


白崎さんは、調理に必要なのもをカゴに入れて選んでいく。

僕はというと、荷物持ちだ。


「こんなもんですかね!お会計しましょう!」

(レジに通し、合計が¥2,530円だった。)

「白崎さん。お金は出すよ。」

「ですが…」

「お礼と言われても、さすがに晩御飯を作ってもらうのにお金まではいくら何でもダメだよ。」


「高木さんそうのであれば…はお願いします。」

(今回っていったか?聞き間違えかな?)

「とりあえず、家に行くかぁ。荷物は持つよ。」

「あっ、ありがとうございます!」


こうして、二人は隼人の家に向かうのだった。





※今回は、短くてごめんなさい(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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